2020年 7月
7月1日(水)

昨晩、妻がスーパーで買ってきた金目鯛の頭を、サッと煮付けて兜煮にしてくれたのだけど、これが抜群に美味かった。妻の料理の腕ももちろんだが、魚の鮮度や質もびっくりするぐらい素晴らしかったのだ。

―― 飲食店での需要が少なくなった鮮魚が、単価が下がった状態でスーパーに流れ着いている。



こんな実しやかな話を、緊急事態宣言が発令中に何度か耳にしたことがあるが、つまりは、こういうことなのかもしれない。

美味しい魚が安く売られることは、消費者にとっては正直ありがたいことだが、問題はそんなに単純ではないのだろう。娘は金目鯛の顔が怖いと言って、兜煮にはまったく箸をつけなかったけど。
ところで、このところの感染者の拡大なのだが、都知事選が終わるまでは、とりあえずこのまま放置されるのだろうか。

我々は舐められているな。




兜煮の余ったタレで煮こごりを作りました。白米の良き友です。

7月2日(木)

今月からプールが始まる予定だし、来週は七夕まつりがあるようだし、登園を自粛していたクラスの子どもたちが昨日から全員出てきたようだし、なんだか、ようやく日常が戻ってきた感じで、今朝、娘がとても嬉しそうに張り切って登園する姿を見送ったばかりだったが、昼過ぎに、東京都の感染者が、再び三桁に到達したと報道されていた。

前回は、その場しのぎながらも、ラッキーも重なって、なんとかかんとか切り抜けられた感じだったが、今度こそは各方面でかなり大きな影響が出て、かなり厳しいところまで追い込まれることになりそうだ。

なんとしても生き残りましょう。



ちょうど三ヶ月前に使った言葉を、こんなに早くまた使うことになるとは。

7月3日(金)

明後日は東京都の都知事選挙だ。私は一足早く期日前投票で済ませてきてしまった。自慢ではないが、今のところ投票権を放棄したことは一度もない。

さて、以前から、何らかの選挙が公示、または告示された際に、友人がデザインした「VOTE FOR HOPE」と書かれたTシャツを務めて着るようにしている。文字は洒落た感じに抽象化され、色合いも絶妙に調整された、素敵なメッセージTシャツだ。

でも最近思うのだ。

選挙前になってメッセージTシャツを着ようが、SNSやWebで意思表示をしようが、候補者の街宣に出向こうが、そんなことでは駄目なのではないか? そんなのただの自己満足ではないか? と。

昨日食べた料理や、最近興味ある音楽や、今読んでる本について話すように、政治の話が当たり前に出てくる日常を作らなくては、何も変わらないのではないかと。

雨予報だし感染も怖いですが、明後日は都知事選挙だ。このメトロポリスの今後の先行きが決まる重要な日だ。




最近、夕飯時に妻と政治の話をしていると、娘が「うるさぁ~い!」と叫んで話を遮ります。政治の話でなくても遮ろうとします。食事中は静かにラジオの音楽を聞きたいのだそうです。

7月6日(月)

保育園用の娘の夏服が、あまりにも見すぼらしいものばかりだったので、先週末、近所の衣料量販店に買い出しに行ってきた。

各方面で自粛要請が解除されて久しいが、最近の感染者数増加の報道で、なかなか遊びに出掛ける気分になれず、こんな買い物でもちょっとした行楽気分だ。

夏物は上下三着ずつ選んだところで、娘の我慢の限界がきてしまったため、敢え無く終了。ジャストサイズのものが見つからなかったので、ワンサイズ大きめのもので買い揃えたら、やはりちょっと大きかった。

子どもはすぐ大きくなるので、衣料品はオーバーサイズを買うのが良いなどと思いがちだが、娘の場合はジャストサイズになる前に、ワンシーズンでボロボログチャグチャにしてしまうから、まずは耐久性で選ばなくてはいけない。しかし我々は日々目の当たりにする「娘の成長」という脅迫観念によって、そのことをついつい忘れてしまうのだ。

でも、ちょっと待て、ついこないだも同じような失敗したよな? などと思いながら、保育園用だからまあいいかと、無理矢理に忘却 & 納得するのだった。観葉植物だって、鉢植えを大きくしてやると、それに合わせて大きくなるのだから。
大丈夫。




しかし、子ども用の衣料品は、なぜこうも明るい色合いのものが多いのか。特に夏物。瞬時に汚してしまうというのに。

7月7日(火)

生憎の曇天模様の空の下だが、今日は保育園で七夕まつりがあるというので、娘は張り切って登園していった。

その一方で、九州地方は線状降水帯などという厄介な大雨と長雨によって、今まさに甚大な被害が広がっているところである。

牛郎織女よ。

あまりにもあんまりではないか。




ところで、例の給付金、間もなく振り込まれるだろうと思って、妻と娘のぶんを先に立て替えて渡していたのだけど、私の申請日(6月初旬)だとまだ受付処理にも回っておらず、給付日はまだ未定だそうだ。早くとも来月中旬以降になるとのこと。

7月8日(水)

今朝、新聞の一面で、我が家から決して遠くないマンションの一室で、親の育児放棄の末、3歳の子どもが犠牲になるという、痛ましい事件の報道を目にした。

事件の詳細は書かないが、犠牲になったのは3歳の女の子だ。辛すぎる。

親を擁護することは絶対にできないけれど、援助のまったくない若いひとり親世帯の子育てがどんなに大変な状況か、想像するのは難しくない。環境に恵まれていない子育てによって、否応なく孤立させられ、孤独になっていくか、想像するのは難しくない。経済的にも精神的にも容赦なく追い詰められ、子育てに対する社会の不寛容さにも曝される。そして、それに追い打ちをかけるように、今回の自粛要請がのしかかってくる。若い母親が一人、何の援助もない中、仕事と育児と家事の綱渡りの生活が、自分の感情と幼い我が子への愛情が、音をたてて壊れてていく状況を、想像するのは難しくない。

この悲惨な事件に行き着く経路が、容易に想像できてしまうこの社会の不寛容さ。

幸いにも我が家は、妻も私も心身ともに健康で、破滅的に追い詰められることはなかったし、いつでも預かるからねと親身になってくれる友人知人がいてくれたので、援助してくれる親類縁者が近くにいなくても、なんとかやってこれたのだ。

育児の孤立や孤独を埋めるため、たまに恋人に癒しを求めたり、たまに酒に酔いしれても良いと思うのだ。実際、私たち夫婦もそうしたささやかな息抜きで、何度も救われてきた。だが、この不寛容な社会のひとり親世帯の母親には、そんなささやかな息抜きも決して許してくれない。

そして、この事件の一連の報道では一切出てこないが、この子の父親は、父親の責任は、一体どこへ行ってしまったのだ?

去年1年間で、児童相談所で虐待の相談に対応した件数は15万9838件、全国の警察が虐待の疑いで通告した子どもの人数は9万8222人、虐待の被害を受けて死亡した子どもは去年は54人、児童虐待の疑いで検挙されたのは2024人。

この数字をどうみればいいかは分からないが、今年は更に増える状況を、想像するのは難しくない。辛すぎる。

7月9日(木)

目を覚ましたその瞬間から、100㌫フル稼働で行動を始める娘のパワフルさを、毎朝、羨望の眼差しで見つめている今日この頃です。

さて、いつも通販で利用している手作り台湾点心の店が、横浜中華街に飲食店メインの新店舗をオープンするのに合わせ、新店舗で期間限定の2割引セールを開催するという情報を聞きつけ、先週の日曜日、保冷剤を保冷バックに満載し、朝一番で雨降る横浜に駆けつけ、即座に7,500円分(2割引で会計は6,000円でした)の点心と菓子を爆買し、脇目も振らずに帰宅してきた。

相変わらず、この店の椰子月餅は、抜群の破壊力を持っている。そして、焼売の感動的なまでの深み。粽の安心感。干梅も素晴らしい。だが、残念なことに新店舗には、この店オリジナル菓子、椰子番餅が置いてなかったのだ。うぅぅ。


茂園台湾点心店

落ち着いたらぜひ飲食店にも家族で食べに行きたい。中華街なのに値段も控えめで、魯肉飯、台式乾麺、鹹蜆仔、油飯、梅干扣肉、炒箭筍などなど、種々様々な台湾美食が勢揃いしているのだ。




ていうか、その前に感染者爆増やんけぇ。。。。

7月10日(金)

ハイハイがだいぶ上達し、少しだけ前歯が顔を出し、離乳食を嫌々食べはじめたものの、まだまだ涎ダラダラの生き物が、将来的に我々と意思疎通できるような存在になっていくのだろうか、と半信半疑だった四年前。

今では、日本語を見事に操り、友人に情熱的な手紙を書いたり、父の下手な冗談に笑ったり、You Tubeを見ながらツッコミを入れたりしていて、うわっ! めっちゃ人間っぽい! と驚かされることが多くなってきた。

四年が経過して、娘の成長をようやく客観的に把握し、実感できるようになってきたのだ。

父も少し成長したのかな。どうなのかな。




もう私には身体的成長の見込みはないけれど、何かしら成長できないかと思って、予てから懸案事項だった英語の基礎学習をDuolingo(デュオリンゴ)で始めました。初級編を飛ばそうと思ったら、チェックポイント3で止められました。。。

感染者数は拡大の一途ですが、肝心の対応や対策が、とりあえず「感染者数拡大待ち」みたいなとこがあって、とても嫌ですね。

7月13日(月)

久しぶりに、2時間近く、人と話さなくてはいけない用事があった。しかも、忌憚のない自分の意見を伝えなければならない場面も多かったので、話が終わる頃には、脳が痺れたような感じになって、うまく働かなくなってしまった。

話すって疲れますね。

あと、近々、県をまたいで出掛けなくてはならない予定があるのだが、かなり微妙な情勢なので頭を抱えている。

中止を決定できる期限が明日いっぱいなので、明日の感染者数を見極めて判断しなくてはならないが、ここ最近の増加傾向などから考えると、自衛の観点から、自粛したほうが良さそうな気はしている。

変な話、今日(月曜日)の感染者数は必ず減るから、まったく当てにならないし。もっと言えば、感染者数ではなく、感染判明者数だしな。




社会に出てから、状況に合わせた意見や発言をする癖が染み付いてしまって、本当の自分の話がうまくできなくなっていることに気が付かされた。駄目だね。

7月14日(火)

今年の2月だか3月だかに、シェイバーの替刃を買っておいたのだが、まだまったく剃れなくなったわけではないからと、刃を替えずに今まで髭を剃っていた。

シェイバーの替刃は6,000~9,000円ぐらいするものなので、貧乏性の私は刃を替えることになかなか踏ん切りがつけられずにいたのだ。

しかし、昨晩、意を決して刃を替えてみたら、今まで一体何を剃っていたのだろうか? と思ってしまうほど、するすると綺麗に剃れて、まったく痛くもなく、肌荒れもないので、びっくりしてしまった。

次からは、剃り具合に違和感が出てきたら、すぐに替えようと決意したのだが、その時になったら、またずるずると使い続けるんだろうなとも思う。

貧乏性だから。




クイックルワイパーの使い捨てシートも、替え時がなかなか分からず、埃だらけになるまで使うなと、妻から小言を言われました。

7月15日(水)

以前、信州随一の蕎麦処で、折角だからと数量限定の特製せいろ蕎麦を頼んだら、蕎麦と一緒に「食べ方」という注意書きが運ばれてきた。

1.湧き水(浅間山麓の伏流水)に浸して食す。

2.雪塩(沖縄の厳選された塩)に少しつけて食す。

3.特製そばつゆ(鮪の出汁と本返し)につけて食す。


味に自信がある店は違うんだなと感心し、それでは存分に味を楽しませてもらおうと、注意書き通りに箸を進める。

ふむ。

もう一度、同じ手順で箸を進める。

ふむ。ふむ。

何かの間違いだと思い、いま一度、同じ手順で箸を進める。

ふむ。ふむ。ふむ。

何もわからないまま、食べ終わってしまっていた。

ふむ。

けっこう良いお値段だったんですけど。




今回は貧乏な舌の話。昨日に引き続き、また貧乏性。
貧乏って楽しいな。

7月16日(木)

昨日、帰宅時の電車で鈴木あみのファーストアルバム「SA」を聴いた。おそらく、きちんと聴いたのは20年ぶりぐらいだ。

鈴木あみは90年代後半にオーディション番組からデビューした。小室哲哉プロデュースでヒットを連発した最後のアイドルであり、その後、所属事務所の脱税問題や契約問題で、実質的な引退に追い込まれた悲劇のアイドルでもある。

さてしかし、こうしてあらためて聴いてみると、メロディもコードも単調だし、リズムもアレンジも稚拙だし、そもそも歌唱力がお粗末で、よくもまあミリオンヒットが飛ばせたものだと、逆に関心しながら聴いていたのだが、サビが流れた瞬間、私の頬を涙が伝った。

鈴木あみ。20世紀最後のアイドルだ。

7月21日(火)

昨日は有休だったので週末は三連休、今日と明日の二日働けば、今度は四連休のはじまりである。

夢のようだ。

ただ、天気予報の塩梅はあまり芳しくないし、都内の感染者は着実に増えてきているし、日中の気温もしっかり上がりはじめてきているこの四連休を、血気盛んな娘とともに、どう過ごしたものかと頭を悩ませる。

そこで、パソコン頼みとばかりに、ブラウザの検索ボックスに「子ども」「遊び場」とキーワードを入力したら、その次の予測候補に「コロナ」というワードが上がってきた。頭を痛めていることは、みんな一緒だ。

見えない仲間の存在に、妙な連帯を覚えたのだった。

7月22日(水)

ようやくセミが鳴き始めたと思ったら、ミンミンゼミの鳴き声の中に混じって、クマゼミの鳴き声が聞こえたような気がした。私が子どもの頃は、クマゼミの鳴き声なんて聴いたことも無かったが、最近は都内にも生息しているらしい。

セミのことなんて些細なことかもしれないけれど、温暖化に伴って生態系も少しずつだが確実に変わってきてしまっているのだろう。

セミが幼虫として地下生活する期間が3~17年と言われているので、数年後の夏には、まったく違った光景が広がっているのかもしれない。いや、この場合は聴景かな。

おそらく、これから娘が体験する「夏」と、私の原風景として記憶している「夏」とでは、その印象も価値も認識も、決定的に異なったものになっているのかもしれない。

事実、今年の夏は、多くの子どもたちにとって、あまり素敵な季節とは言い難いものになってしまっているのだから。






様々な科学技術の発展によって、便利で快適な生活を享受できたとしても、それが素敵な夏の思い出と引き替えになるのだとしたら、それはただの損失でしかない。

7月27日(月)

とうとうというか。やはりというか。会社で新型コロナウィルスの感染者が出てしまった。

まあ、今の状況を考えれば仕方ないのだろうが、いよいよここまで来たかという感じである。

感染した社員の症状は発熱だけの軽症で、週末には既に入院しているそうだ。今のところ様態は安定しており、家族や同僚にも体調不良を訴えている人はいないが、接触があった社員は大事をとって自宅待機の対応をとっているそうだ。

感染した社員とは部署や職能も異なり、職場のフロアも異なるため、仕事上ではまったく関わりが無く、ここ数週の内も顔を合わせることがなかったので、私や私の職場には特に大きな影響は出ていないが、なかなか複雑な心境だ。

ちなみに、当該社員は、発症してからPCR検査を受けられるまで5日、入院までは8日かかっている。しかも、会社側はいまだに保健所と連絡がとれないため、今後の対応や措置などに関する正式な指示は、まだ得られていないそうだ。

とほほのほ。




今朝、会社に出社したら、飛沫防止の透明シートが職場中に張り巡らされていて、人口密度も高くなるし、換気もできなくなっていたので、すぐさま撤去したのだが、そういう訳があったのだ。

様々に馬鹿げている。

7月28日(火)

昨日も報告したが、私が勤める会社で新型コロナウィルスの感染者が出てしまい、同じ部署の社員は濃厚接触者となるため、自宅待機の上でPCR検査を受けることになっているそうだ。もしこの検査で、複数の感染者が出たとしたら、会社内クラスタの発生でちょっと大事になりそうだ。

おまけに今日、我が家から目と鼻の先にある認可保育園(娘が通う園ではありません)でも感染者が出たという報告があり、こうなってくると、どこもかしこもといった様相を呈してきている感じだ。

まあしかし、今後はこうした状況が当たり前になってくるのだろう。ただ、今のように、感染した場合のガイドラインやアドバイスやサポートの情報がまったく得られ無い状況はかなりまずい。家族以外での援助が得られないような核家族や片親家族で感染者が出た場合は、本当に困ったことになると思う。我が家も例外ではない。

おまけに、今のように様々にフェーズが変わっている状況下で、政府や行政には、適切な対応や有効な援助などは、まったく期待できないことだけは分かっている。

本当に不毛な国になってしまったもんだ。




ちなみに、濃厚接触者に関しての対応は「あなたは濃厚接触だから、こちらで手配した特別なところで速やかに検査を受けて下さいね」という訳ではもちろんなく、各自の居住する自治体の保健所に自分で連絡し、濃厚接触者である旨を的確に伝え、速やかに検査を受けた上で、会社の所在地である自治体の保健所に再度連絡し、検査結果の報告をしなくてはならないらしいです。更に付け加えると、自治体によって濃厚接触の定義に違いがあるため、検査が受けられない場合もあるそうです。

様々に馬鹿げている。

7月29日(水)

保育園の帰り道、商店街に赤色灯を回転させたままの救急車とパトカーが停まっていた。

どうしたんだろうかと、車の脇をすり抜けてみると、その先では、後頭部からまずまずの血を流したオッサンが、救急隊員に掴みかかろうとして、警察官三人がかりで取り押さえられているところだった。

ちょっと壮絶な状況だったが、数々の修羅場(どんな?)を経験してきた私としては「とにかくみんな! 自分の立場で頑張れ!」と、当事者全員に心の中でエールを送ったのだったが、娘にはちょっと衝撃的な光景だったらしく、「こわい…」と呟いたきり、その後しばらく私に抱きついたまま離れず、お風呂に入るまで引きずっていたようだった。

往々にして子どもは緊急車両が大好きだけど、これからは停まっている緊急車両には近づくまいと、深く心に誓うのだった。




登園時に泥棒の真似で保育室に闖入し、友だちや先生を驚かすことが娘の中で流行っているのだが、今朝は泥棒の装束である黒いウインドブレーカーを忘れてしまい、玄関で30分も愚図ったそうです。

7月30日(木)

レジ袋が有料になって久しい。

毎日の家の生ゴミ処分に、コンビニやスーパーで貰うレジ袋を使用していたのだが、昨晩ストックが無くなってしまった。いずれこうなることは分かっていたのだが、さてどうしたものか。

 ① ビニール袋を買う

 ② コンポストを買う

①が一番手っ取り早いが、それでは意味がない。②が有力だが、過去にカレーを処理して痛い目をみた経験がある。きちんと検討するにしても少し時間をかけたい。そして、まずは今日どうするかという問題が残る。

 ③ カブトムシを飼う

意表をついた案だが、これは娘から懇願されている案件だったので、ぜんぜん別の話だった。すみません。




ちなみに、保育園の娘のひとつ上のクラスで飼っていたカブトムシが、ツノが折れるというアクシデントにより、壮絶な最期を遂げたそうだ。娘が主張しているので、どこまで真実だか分からないが、私がカブトムシだったら絶対にそんな死に方はしたくない。

南無阿弥陀仏。

7月31日(金)

娘が今日の朝食はクロワッサンが食べたいというので、昨日の帰りに商店街のパン屋に寄ったのだが、定休日でやっていなかった。

仕方ないので、今朝、早起きして買ってきたのだが、結局、娘はクロワッサンを半分食べたところで飽きてしまい、私の月見バーガー(大きさも美味しさもマクドナルドの二倍だが値段とカロリーは控えめの優良バーガー)をちょっとくれと言うなり、あれよあれよという間にあらかた食べてしまい、気がつくと三日月(クロワッサン)バーガーになっていた。


お後が宜しいようで。