Diary
2月15日(土)

私は昔から、とても些細なことにも考え過ぎたり、悩み過ぎたりしてしまい、気持ちの切り替えも下手なので、何でもないようなことに大きなストレスを溜めてしまうことが多く、典型的な早死タイプの損な性格をしているなと、我ながら痛感している。

だから、仕事ではサボリーマンを自称したり、人間関係では変なオジサンを演じたりすることで、自己防衛するようにしていたが、今は娘の存在が大きな助けになってくれていて、というのも、そもそも娘は私にウジウジしているような無駄な時間を全く与えてくれないのだ。

もちろん、それ以外の時間も与えてくれないが。。。



最近の娘は、平仮名の読み書きがだいぶ上達して、一生懸命ひとりで絵本を読んだり、手紙を書いたりしていますが、たまには父も構ってくださいよ、ウジウジしちゃうから。

2月3日(月)

週末に娘を連れて東京藝術大学の卒業制作展(母校には行かないくせに)を上野まで観に行ってきた。

以前から注目していた田村なみちえ(藝大生(美術)でありながらラッパーとしても大活躍)さんも作品を展示しているそうなので、真っ先に彼女の作品を観に行ったら、なんとご本人が会場にいた。

なみちえさんのことは娘も気に入っていて、彼女のミュージックビデオを観ながら一緒にラップのリリックを口ずさむほどハマっていたのだが、実際の本人を目の前にしてビックリしてしまったのか、「もう帰りたいの!」と叫んで逃げていってしまった。

結局、なみちえさんの作品以外はあまりゆっくり観られなかったが、憧れの存在を目の当たりにした時の娘の裏腹な行動を鑑賞することができたので満足だ。


しかし、ジャンルレスというかボーダレスというかシームレスというか、最近の若い表現者には、横断的に才能を発揮し、社会問題にも鋭く切り込む、優秀で能力のあるアーティストが多くて驚きます。なみちえさんはその中でも最注意注目注耳アーティストです!

2月4日(火)

明日、娘の保育園の保護者会があって、ちょっとかったるいな、などと不埒ことを思っていたのだが、保護者会の前に子どもたちが演物を観せてくれるらしいことを知った。

う~む。

一転して心躍る俺がいる。

2月5日(水)

「新型コロナウイルス クルーズ船で新たに感染確認」の報道で今話題のクルーズ船ダイアモンド・プリンセスだが、忘れもしない一昨年、あのドタバタ釜山旅行で我が家が乗船したクルーズ船が、まさにこの船だったのだ。

こんなかたちで再会するとは。。。

私の場合、報道であの船体が映し出される度に「新型」だとか「感染」だとかはどうでもよくなって、当時の思い出が蘇えり、ゾクゾクと鳥肌が立ち、ギリギリと胃が痛み、ハアハアと呼吸が荒くなるのだ。

まあ、私にとっては因果な船だが、当時お世話になったスタッフもまだかなりいることだろう。父娘で大変お世話になったキッズルームのマリア先生は大丈夫だろうか。乗船されている皆さんが早く日常生活に戻れることを祈る。

釜山港にて

一昨年の九月、クルーズ旅行中に娘の脱臼のため超法規的に韓国(釜山)に入国し、シッピングエージェントのMr.パクの華麗なアレンジメントによって娘の治療を無事に終え、出航間近のダイアモンド・プリンセス号に滑り込みで辿り着いた父娘。 撮影=妻

2月7日(金)

これぐらいの寒さになってくれると、ようやく手袋やマフラーや防寒肌着の出番だ。まあ、来週半ばぐらいからまた暖かくなるようだけど。

さて、今日も今日とて妻が家を不在にするため、父子の晩餐はどうしたものかと考えているところだが、今夜はある種の最後の晩餐でもあるため、悩みに悩み中である。

というのも、予てから歯根破折を起こし、懸案事項となっていた右下第1小臼歯がいよいよ痛みはじめ、明日の午後に抜歯治療することになっている。今夜がこの歯とともにする最後の晩餐というわけなのだ。

過去に二度もの抜歯経験を持つ身として、この晩餐がどれだけ尊いものかは痛いほどよく分かっている。抜歯後はしばらくまともな食事が摂れないことはもちろん、決定的に味覚が落ちるのだ。これが辛い。なによりも辛いのだ。

適当な歯磨きしかしてこなかった若かりし馬鹿な自分を恨みたいが、こうなっては恨みきれない。私のようにさせないため、娘の歯は親の仇かのようにゴリゴリ磨き、歯の大切さを啓蒙しております。



歯根破折というやつは、虫歯、歯周病に次いで歯を失う原因の第3位に挙げられているものらしいです。ちなみに、私は歯磨きのやり方を根本的に間違えていて、6年前に正しい磨き方を教わりました。くれぐれも私のようにはなりませんように。

2月8日(土)

今日は午前に仕事が入っていたので、その足で歯医者(抜歯治療)に行く予定だったのだが、午前の仕事が突然無くなってしまい、ポカりと時間が空いてしまった。

仕事のドサクサから何も考えずに歯医者へ向かう目論みでいたのだが、妻娘は朝から出掛けてしまっていて、抜歯までの嫌な時間を家で一人で過ごす羽目になったのだ。


とにかく。 掃除でもすっか。

昼飯は奢ろう。

麦酒は。 やめておこう。

2月10日(月)

やっぱり飛石連休って良いですね。

今回のように火曜日が祝日だと、いつもなら淀んだ空気の月曜日も、どことなく明るく溌剌とした感じがあって、なんなら明日は休みだから月曜の夜から飲みに行っちゃっても何の問題もないですし、今日も休暇にしてしまえば4連休になるので、ちょっとした遠出の旅行にも使えてしまう。

うん。良いじゃないか。

逆に月曜休みの3連休となるとこう上手くはいかないでしょう。ここぞとばかりに人の移動と集中が重なり、楽しさよりも疲れだけが残り、無残な思いとともに殺伐とした週明けを迎えることとなるでしょう。

飛石連休は普通の連休と違って、あまり詰め込みすぎずに余裕を持って休暇を過ごせるので良いのだと思います。

あと、そもそも祝日はこの国の歴史的な経緯で定まったものなので、それが全く所縁の無い日付に移動するのも、私のような保守本流の生粋の国粋主義者(←マジです★)としては納得いきません。

ハッピーマンデーなどという愚劣な制度を考えた輩は万死に値するよな。誰だっけか?

というわけで、飛石連休楽しみましょう!



そういえばプレミアムフライデーってどこ行ったんだ? 完全に行方不明だな。どこかで見つけた方は教えて下さい。

2月12日(水)

始まったばかりな気がするのに今週も残すところあと3日なんですね。やっぱり飛石連休って最高だ。

さて、右下第1小臼歯を抜歯して、今日で4日目を迎えたところですが、痛い、食べ難い、食べ難い、痛い、痛い、という感じが続いています。まあ、痛みは分かっていたことなので仕方ないのですが、私の場合、左下の大臼歯も無いため、食べ難さは想像を遥かに超えていました。

ですので、今の私にとって「食べる」とはただの咀嚼運動であり、生きるための作業です。楽しくありません。

ただ、失った歯は戻ってきませんが、歯磨きを怠るとどんな悲惨な目に遭うのかという点で、今回の私の抜歯は体を張ったナマの見本となり、娘のオーラルケアの啓蒙啓発に大いに役立っているところなので、少し救われています。

皆さん。歯は本当に大事にして下さい。



そういえば、歯の再生治療の研究って、どこまで進んでるんでしょうね? 臨床研究とかやってるなら、是非とも私の身体を使って下さい! お願い!

2月13日(木)

娘が先週からずっと嫌な咳をしているので、病院に何度か連れて行こうとしたのだが、年末にやったインフルエンザの鼻粘膜採取検査が恐怖の記憶(←大人でも嫌ですよね)として刻み込まれてしまったらしく、病院の前まで来ると大騒ぎの大暴れで、頑なに動こうとせず、何度も断念させられていた。

そんなこんながありながら、昨日、妻の手練手管でようやく受診してきたのだが、問題の咳は既に治っていたのでした。

まったくもう! 良かったよ! ほんとに!


ドラッグストアやスーパーからマスクが忽然と姿を消してしまって久しいですが、日常的に使っている分もそろそろ終わりが見えてきていて、これから花粉の時期もやって来ますし、とても困りますよね。

2月14日(金)

もう一年近く前から続いている話になります。

娘のお迎えに行くと、持ち帰り袋の中の大量の創作物に紛れて、チラシや色紙を長方形に切ったものが、ある日は8枚、ある日は30枚、ある日は12枚、といった感じで必ず入っていて、特に気に止めずに持ち帰っていたのですが、昨日、なんとなく気になって、「これって何なの?」と娘に聞いてみたところ、今さら当たり前のことを聞くなよという感じで「お金でしょ!」と苛立ち気味に教えてくれました。

そう、娘はこの一年、毎日お金を稼いでくれていて、父ちゃんはそんな事も知らずに、大事なお金を毎日こっそり捨てていました。

ごめんな。