2003年 10月
10月2日 24時

今日はなかなか良い事がありました。

予備校での立体構成の評価がダントツでした。

デッサンや平面構成はほとんど素人に近いのですが、立体構成といえば、一応プロとして働いていた事もあったので、僕の庭のようなもの。

良い評価を貰って当然なのですが、それまで、高校生達からは「訳の分からない年上のオッサン」という評価だったのが、今回で「立体構成はなんだかズバ抜けているオッサン」に変わりました。しかも、デザインクラス全体(100人ぐらい)での講評会だったので、一気に注目を集めることになりました。

参考作品として、写真も撮って頂けるようです。なんか、そのまま作品買取ってゆう噂もあります。いくら貰えるんだろう!?

しかし、明日からデッサン集中強化週間と言って、名前の通り、デッサンを集中的に強化する週間になるのですが、そのクラス分けは一番下のCクラスに振分けられていました。。。。

なんか、余計に訳の分からなさを発揮したようにも感じます。自分でも訳が分からない。。。。

10月5日 20時

大学受験を決めた時、いろんな人にその事を話しました。

僕はみんなから

今更どうしたの? とか 行ってどうするの? とか 馬鹿じゃないの? とか

そんな反応が返ってくるだろうと思っていました。

でも、そんな反応は一つもありませんでした。腹の中では思ってたのかも知れないけどね。

確実に批判的な事は言ってくるだろうなって思った人からも、そんな反応は無かった。

肯定とまではいかないけど、励ましの言葉を貰いました。

みんな他人の事にお世話をやいてる暇が無いのかもしれないけど、けっこう枠からはみ出た今回の僕の決意に批判が無いってゆうのはかなり意外な事でした。

批判されて闘志を燃やすタイプだから、いきなり肩透かしを喰らった感じでした。

で、思ったんだけど、枠からはみ出している人を批判するのって、枠の中にいて上手くいっている人なんだよね。そんな馬鹿な事してどうする。って。

で、僕が今回この決意を伝えた人も、みんな、一応、一般的な職に就いて、それなりに友人もいて、趣味なんかもあって、恋人はいたり、いなかったりだけど、それなりに普通に楽しい事はやっている人達なんだよ。

そう!そこのあなた!あなたもね。

別に、特に失敗したような人はいない。まだ、若いしね。

それなのに、批判が無かった。これが何を意味するのか。

それって、みんな、現状に満足してないってゆうことなんだと思う。あと、そんな不満足な現状を打開できる未来も見えないんだろうと思う。それがあったら、批判するはずだもん。

でも、僕だって、もし友人に、大学じゃなくてもいいけど、例えば、思うところがあって、青年海外協力隊でインドネシアへ行く事にした。って言われたら、引っ掛かるかもしれないけど、とにかく、がんばれ!って言うと思うし、それ以上に、羨ましなって思う。

その「羨ましいな」ってゆうのが大きいと思う。

うらやまし・い 5 【▼羨ましい】
(形)[文]シク うらやま・し
〔動詞「うらやむ」の形容詞化〕うらやむ気持ちをそそられるさま。人が恵まれていたり、物事が優れていたりするのを見て、自分もそのようになりたいと思うさま。
「彼の優雅な生活が―・い」「―・いほどの美貌」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

批判するよりも、そうゆうのって、やっぱり羨ましいもんね。

大学行くのが羨ましいかどうかは分からないけどね。しかも、まだ入ってないしね。あと、ただ、みんなより後れて行くだけだからね。

まあ、とにかく、今の時代、枠通りにがんばっても、枠から外れてがんばっても、前途多難なんですね。でも、どっちにしろ、最低限、がんばらないと駄目なのね。

「頑張る」とか「努力」ってゆう言葉って大嫌いなんだよね。

やらされている感じが、とても嫌。

もっと、ゆるくてもいいじゃんね。疲れるよ。はぁ~あぁ~。。。

10月6日 22時

電車に乗っていると、自己啓発本みたいな本を熱心に読んでいるオジサンが沢山います。

あまりにも熱心なので、チラッと本の内容を見てみると「~~しろ!」とか「~~だ!」とか、なんともオドロオドロしい内容でビックリしました。

で、今日、本屋に立ち寄ったのですが、やっぱり、そうゆう類いの本が一杯置いてあって、とても驚かされました。

で、並んでいる本の題名を見てみると「1000人をリストラした男に学ぶ」だとか「国家破産サバイバル」とか「35歳までに必ずやるべきこと

」とか「心理戦で絶対に負けない本 」だとか。

もう、何に役立つんだかサッパリです。何を学ぶ本なんだ?何を啓発するんだ?

もしかして、今、この国では何か戦争だかが起きているのでしょうか?

この社会ではいったい何が起きているのでしょうか?

誰か教えて下さい。。。。

とてつもない大惨事が起きているような気がします。

10月7日 22時

遠い未来。

世界から戦争や貧困が消え、社会から偏見や憎しみが無くなり、人間が自然と完全に共存する。いつか、どんな問題をも克服する。そんな日がやってくるだろう。

そして、そんな、本当に平和で、素晴らしい朝がやってきた時。

世界は静かに終わりを迎える。

今朝、バイトで車を走らせていたら、こんな素敵な寓話が思い浮かびました。

10月8日 22時

昨日思いついた寓話のシナリオに合わせて、いろんな設定の物語を考えて、それに浸ってうっとりしていたら、今朝、寝坊をしてしまいました。

うっとりした人間は、どうやら、よく眠るみたいです。

さて、昨晩、母親が顔に蜂蜜を塗りたぐっていたので、また、どっからか仕入れてきた美容法なんだなと思い、馬鹿にするつもりで、僕もその隣で同じように顔に蜂蜜を塗りたぐっていたら、案の定、馬鹿にするんじゃないわよ!と怒られてしまいました。

しかし、今朝、寝坊に気が付いて、慌てて起きた時に、何気なく頬を撫でてみてビックリしました。

ツルツル!!スベスベ!!

蜂蜜恐るべし。です。

10月11日 23時

ここ数日、原因不明のネット接続不可状態が続いており、試行錯誤していたのですが、原因が見当たらず、サーバの問題かと思っていたのですが、さっき、何気なくルーターの設定を見てみたら、トンデモない設定になっていました。これでは、繋がるわけがない。。。

外部からの進入という可能性もありますが、先日、うちの問題児(爺)がルーターにワンタッチで接続可能なこのパソコンを使って何やら作業をしていたので、たぶん、わけが分からず、ルーターをいじってしまったのでしょう。

前に、「Word」で表を作るにはどうするんだ?と聞かれたので、見に行ってみると、一生懸命「Photo Shop」で表を作ろうとしていた事があったので、可能性としては大です。

確信犯でないのが性質悪いです。

さて、今日は予備校に新しい先生がやって来ました。

現役の多摩美の学生で、絵が上手いのはもちろんのこと、とてもしっかりしていて、しかも、すごくキュートな先生でした。

でも、よく考えてみると、年下なんですよね。

年下の、しかも、先生に、憧れている自分に気が付いた時、なんだか、とても切なくなってしまいました。

がんばれ!俺!!

10月12日 22時

以前、東京都写真美術館で行なわれる「しあわせアルバム」という企画展に写真を応募した。と、この日記でも書きましたが、実はアレ、僕の送ったその写真も展示されていたようです。

連絡が全然無かったので、てっきり落とされたんだなと思っていたのですが、先日、その写真美術館から「この度は作品の提供ありがとうございます」と言ったような内容の手紙と、賞品が届いたので、分かりました。

でも、その展示期間を見たら9/6~10/5まで。。。

もう、終わってる。。。

誰かこの期間で東京都写真美術館に行った方はいますか?

そして、僕の写真を見た人はいますか?

あ~!見に行きたかった!!!

遅すぎた嬉しい報告でした。

モデルになってくれたN・Mカップル。ありがとう!

10月13日 22時

世はエコロジー時代に突入しているというのに、僕の家では、ペットボトルや牛乳パックのリサイクルは愚か、燃えるゴミと燃えないゴミの分別さえ、ままならない状態です。

しかし「これではいかん!」との父親の決起から、先週、家族会が招集され「これでは地球が駄目になってしまう」という全会一致の議決により、生ゴミを分解し、肥料に変える、魔法のブラックボックス「ゴミナイス25」を導入することが決定しました。

そして、先日、その生ゴミ処理機「ゴミナイス25」が家へやってきました。

しかし、生ゴミが僅か一日で土に還るなんて、どうも信じられない。

しかも、ネーミングもちょっとアレだし、それ以上に、その物自体も、なんだか大きな炊飯器みたいな感じで頼りない。

とりあえず、半信半疑ながらも、土に還り易そうな野菜の切れ端等の植物性生ゴミを投入して、一晩置くことにしました。

そして、次の日、予想外にも野菜ゴミは影も形もなくなり、見事土らしきものに変わっていました。凄いぞ! 「ゴミナイス25」!!

そして、それからと言うもの、「ゴミナイス25」に安心したウチの家族は、気兼ねなく、そして、大胆に、調理ゴミの野菜の切れ端から残飯のカレーライスまで、バンバン「ゴミナイス25」に投入しています。

さすがにカレーライスはほのかにカレー臭い土に変化していました。

しかし、ウチのおばあちゃんは「ゴミナイス25」に入れとけば何でも土に変わるんだと思い込んでいるらしく、今朝、切り刻んだ牛乳パックが入っていました。

一応「ゴミナイス25」に気遣って、切り刻んで捨てたようです。

10月14日 23時

そういえば、最近、大笑いしていない。

昔は何気ない事ですぐに大笑いしていたのに。

思い出し笑いなんか日常茶飯事だったのに。

電車に乗る時は、常に込み上げてくる笑いと格闘していたような気がします。

酷い時は、笑っちゃってました。声だして。

まあ、そう考えると、落ち着いて良かったなとも思います。

10月19日 20時

今週はなかなか忙しかったです。

しかし、そんな忙しい一週間でも、酬いがあるもので、昨日、Dejay(香港)からプレゼントが届いていました。中身は待ちに待っていたニューアルバムでした。

久しぶりに心の底から喜びが湧き上がった感じでした。最高のご褒美です。

そんな感じで、一週間の頑張りと毎日続く受験勉強の息抜き、そして、ご褒美の嬉しさから、お酒を飲みに行ったところ、だいぶ酔っ払ってしまいました。で、大事なカーディガンをどこかに忘れてきてしまいました。

ダメだこりゃ。

10月20日 23時

今日はなかなか大変な事がありました。

先々週に受けた模擬テストの結果が返ってきたのです。

評価はC判定。目標の大学に受かる確率50%。。。

ガックリきてしまいました。

一応、それなりに勉強はしたはずなのに。。。

しかも、現国が75点と余裕で合格圏内なのに対して、英語が30点。。。

どう見ても、足引っ張りすぎ。。。

一応、アメリカやら何やらに行った事があるはずなのに、この結果はどうゆう事なのでしょう?

もう少し、獲れてもいいのにね。あれは夢だったのか?

Dejayとの英語でのメールの遣り取りもかなり不安になってきました。

10月24日 23時

左を見れば生足。右を見れば生足。見わたすかぎり女子高生の生足に囲まれ、その生足が動くたびに気になってしまう。

そんな男気溢れる真平です。

しかし、そんな翻弄されっぱなしの過酷な環境の中でも元気いっぱい絵を描いている。

そんな健気な真平です。

さて、最近、気になることが一つ。

街角や駅構内の隅の方で、別れ際のカップルが、別れを惜しむ為か、愛の証の確認の為か、はたまたその両方の為か、口づけをしている姿をたまに見かけていました。

たまに見かけるものだったので、都会の喧騒の中で過ごしている僕にとっては、微笑ましい一場面として映っていたのですが、そのホッとする場面が、最近、どうも多い。

駅に行くまでに一組、駅に着いてから改札に行くまでに一組、ホームに上がる階段の手前で一組、ホームに上がるとまた一組、通過する駅でも一組、車内でも一組、地元の駅でも一組。高校生カップルからサラリーマンカップルまで、人目をはばからず、むしろ、堂々とチュッ☆っとしてます。

なんだこれは!?どうしたニッポン!?

ここまで多いとホッとするとかそうゆうものでも無くなって、ただの日常になってしまいます。日本のチュウ文化の危機です。

そこで、ホッとできるチュウ文化再建の為、私、真平が立ち上がります。

とりあえず、人目に付く場所でのチュウの絶対数を減らすため、毎日、ペットボトル一本分の対チュウカップル用の水(鎮め水)を持って出歩き、人目をはばからずチュウをしようとしているカップル、もしくは、しているカップルに、この水をぶっかける。水ぶっかけ運動を実施します。

未来が過去を愛する時が来ないよう、がんばります!!

「機動戦士ガンダム(めぐりあい宇宙編)」より

10月25日 23時

高校に上がってから今まで、自分のやりたいことに本気で取り組む事がただの一度も無く、全てが中途半端に終わり、全てに妥協がつきまとう。10年。

そんな今までに嫌気がさして、今回の大学受験を決めました。

まだ、第一の目標にすら到達していないませんが、中途半端でもなく、妥協もない、本当に自分がやりたいと思ってやる事に専念できている今の状況が、とても心地良いです。

さて、僕は毎日、バイトで車に乗ります。

その時はほとんどラジオを聞いています。ちなみにJ‐WAVEです。もう一つちなみにナビゲーターは金子奈緒とクリス智子が好きです。

で、ラジオを聞きながら運転をしていると、ラジオから流れている曲をつい口ずさんでいる時があります。口ずさむってゆうか、熱唱している時のほうが多いです。

しかも、そんな時に限って窓が全開だったりします。そして、ちょうど信号待ちで、隣の車の窓も開いてて、おまけに、その車が左ハンドルだったりして、その熱唱をモロに聞かれている時も多々あります。

最初はそんな状況が恥かしくてたまらなかったのですが、最近、そこに快感をおぼえるようになってきました。今は、むしろ全開で、むしろ大声で、むしろ近づいて、僕は歌っています。

こちらでも、僕は中途半端でもなく、妥協もない、本当に自分のやりたいと思っている事に専念しています。

皆さんも車に乗る時は僕のゲリラライブを楽しみにしていて下さい。

今度はオリジナル曲でも歌おうか。

10月31日 12時

今日は風邪引きで家で安静にしています。

さて、小学校の頃は高学年のおねいさん。中学校の頃は高校生のおねいさん。高校の頃は大学生のおねいさん。いつも、おねいさんに憧れていた真平ですが、そのおねいさんコンプレックスは今の体調とは裏腹に現在も元気いっぱい続いています。

血縁関係的な憧れもあるけど、重要なのは年上っぽさね。

しかし、最近、綺麗なおねいさんだなーなんて見惚れていると、実は同じ歳だったり、歳下だったりします。これは問題だ!自分の精神と年齢が正比例していない!

自分の中の時間軸がおかしくなっているのか、はたまた、精神形成に問題があるのか、物事の著しい経験不足か、分かりませんが、とにかくおかしい。

そこで、僕は、実はおねいさんではない綺麗なおねいさん(タイムラグおねいさん)に積極的に声をかけ、自分とおねいさんとの間にある時間、精神、経験の差を埋めてゆく計画、真平補完計画を実行してゆきたいと思います。ナンパじゃないよ。

主なタイムラグおねいさんリスト

仲間由紀恵、国仲涼子、竹田結子、真中瞳、柴崎コウ、鬼束ちひろ、Beyonce、etc。

ずっと年上だと思って憧れていたのに、実は同じ歳、もしくは歳下と分かった時のショックと言ったらも~。それは。それは。。。

だから、がんばるぞ!

余談。

前の会社で、なかなか綺麗な歳上の先輩から、個人的に食事に誘われたのですが、おねいさんコンプレックスを持つ僕にとっては夢のような出来事すぎてビビってしまい、そのまたとないチャンスを断わってしまった事を思い出します。

でも、そんな頼りない男だからこそ、おねいさんに憧れるのです。