再始動しました。
休止していたこの4ヶ月間、実に辛かったです。書きたい事が山ほどあるのに書けない。そんな辛さです。
書く余裕が無いとゆう訳ではなかったのですが、受験生が毎日のようにホームページを更新して、受験に失敗した。なんて事になったらねえ。目も当てられないどころか、格好もつかない。しかも、もう後のない24歳の受験生が。
しかし、まあ、当初からの本命であった大学に大学に合格しましたし、日本の最高峰の東京藝大には近づく事すらできませんでしたし、酸いも甘いも体験できた良い4ヶ月でした。
とにかく、後ろ指もさされることなく、本人としても、とりあえず、一安心できます。
そんな訳で、今まで書けなかった4ヶ月間の事も小出しにしつつ、また、いつもどおりの更新を続けてゆきたいと思います。
あと、このリニューアルホームページですが、超スピードで作ったため、もしかすると不具合があるかもしれません。気がついた方はお知らせください。
BBSにも書いたように、今度「真平」とゆう雑誌を刊行することになりました。創刊号では「尿素」とゆう僕の友人(バギー松木)が主宰するアートユニットを特集する事になっています。
そんな訳で、まずは、主宰者本人であるバギー松木の日常から紐解いてみようと思い、バギー松木が働いている職場に臨時採用として雇われてみました。
言うなれば、編集長みずからの突撃密着取材とでも言いましょうか。
そして、今日がその初日だったのですが、いやいや、初日から、大変な事が分かってきましたよ。
まず一つ。
バギー松木は一日の大半をバナナと共に過ごしている。
もう、バナナと恋人といって良いぐらいです。実際、僕も今日一日バナナしか見ませんでしたし、生れて初めてあれだけ大量のバナナを見ました。
圧巻でした。
そして、もっと驚くべき事実が発覚しました。
バギー松木はバナナを手にすると動く速度がニ倍の速さになる。
これは説明するよりも見てもらったほうがはやいです。大げさではなく、本当に二倍の速さになります。なぜかは分かりませんが、とにかく速いです。これは、なんとか動画で皆さまに見ていただけるようにしたいと思います。
まだまだ、取材一日目ですが、一日目にしてここまでいろいろな事が分かってきました。南国のフルーツ、バナナがバギー松木の原動力になっているのか、はたまた、また別の驚くべき要因があるのか、まだハッキリとは言えませんが、恐らくバナナでしょう。
とにかく、明日も楽しみです。
バギー松木の作品は↓コチラでご覧になれます。
http://www1.cts.ne.jp/~shimpei/man_art.htm
本日もバギー松木密着取材を敢行してきました。
ただ、ちょっと思ったのですが、このままココで取材経過を載せてしまうと、雑誌を作る意味がなくなってしまいますよね?
なので、詳しくは雑誌「真平」の尿素特集にて。とゆう事で。
さて、無事に受験を終えた真平ですが、受験が終わっても、自分のデッサン技術を高めるため、時間の許す限り、予備校に通ってデッサンを描いていたのですが、先週の日曜日、とうとう予備校が閉講する事になり、受験生最後の石膏デッサンを描き終えてきました。
遅ればせながらではありますが、いよいよ「大学生」とゆう自分にとって新たなステップへ移行します。
しかし!
世の中そんなに甘くはない。落とし穴とゆうものは予期しない場所に潜んでいるものです。
予備校最後の日、世話になった先生方に挨拶に行ったところ。
「短い間でしたが、お世話になりました。どうもありがとうございました。」
「本当に良かったな。おまえ自身の力だよ。短期間でよくやった。」
「いやいや、先生のお力添えがあってこそでした。」
「とにかく良くやったよ。ところでおまえは遠足は来れそうか?」
「え?遠足?」
「22日のクラスの遠足だよ。最後だから来てくれよ。」
「え?あぁ、はい。」
「よしっ、まってるぞっ!」
とゆうわけで、先生から遠足のしおりを渡されました。
3月22日 12:00 東京駅集合 目的地 鎌倉
みなさんもよくご存知の通り、僕は予備校に友達がいません。大げさではなく、クラスメイトから声をかけられたことも無いぐらいです。
そんなクラスで遠足。。。。
受験生最後にして最大の難関になりそうです。
受験が終わればちょっとは暇になるだろう。と思って「Portrait」とゆうコンテンツを増やしてみたのですが、冗談じゃない。
「Portrait」を始めたばっかりに、資金繰りに困って、せっかくの受験の骨休みを棒に振ってしまっています。
ちなみに、実は、本日CanonAE-1購入の為の目標資金に到達いたしました。俺!がんばった!つうか、早過ぎない?
まいっか。
しかし、カメラを買ったものの、みんなから、撮影を断わられたらどうしよう!?とゆう一抹の不安もあります。。
断わんないでね!
しかし、ホームページ。
再開をあれほど心待ちにしていたのに、いざ再開してみると、意外と何を書いて良いんだか、何をして良いんだか、困ってしまったりして、でもやっぱり「書きたい」「何かしたい」とゆう衝動は抑えられなくて、情熱だけが空回り、みたいな。
でも、こういった事って誰でも一つぐらいは抱えているのではないでしょうか?
ただ、そうゆう情熱って、ごく個人的なものなので、他人にはほとんど理解されない。そんな悲しい側面も持っていたりします。ホント悲しい。
だけど、そうゆう情熱を持っている人ってゆうのは、情熱自体は共有できないかもしれないけれど、その情熱から派生してくる人間性がとても魅力的だったりもします。
まあ、しかし、こんな考え方も、実は空回りしているだけなのかもしれませんがね。
大学の入試の成績が開示されました。
内容は
国語 82点 (100点満点)
英語 63点 (100点満点)
実技Ⅰ 110点 (150点満点)
実技Ⅱ 130点 (150点満点)
合計 375点 (500点満点)
例年の合格最低ラインはだいたい320点前後なので、ちょっと英語はアレですが、まあ、まずまずでしょう。ちなみに、実技に関して、100点以上獲れるってゆうのは結構稀のようです。
ちょっと自慢になってしまいましたが、5ヶ月間しかなかったのに良くやったってゆうことで、勘弁してね。
しかし、受かった大学より他の大学のほうが自分の手応えとしては良かったのに、なぜ落ちたのか・・・?はて?
でも、いいや!あんな山奥にある田舎学校なんか行きたくねえっ!!
遠すぎ!駅の名前すら忘れたっつーの!へっぽこ美大!
バカヤロー!!(泣)
ちなみに、多摩美の結果は5月頃送られてきます。
それにしても、藝大って何なんでしょうね?
何をすれば受かるんだ?
僕らの野球チームは同じ中学校出身の同級生で作った社会人チームで、根暗も不良も秀才も変態も、分け隔てなく、野球が好きなメンバーでやっているチームで、実際に、根暗も不良も秀才も変態も、みんなで野球を楽しんでいる。
メンバーのほとんどが10年以上の付き合いで、創立は僕らが二十歳になるちょっと前。
チーム名は「REMIX」。「再混合」。
最初は、同じ中学校出身者がまた集まるとゆう事で、何気なく付けたチーム名。でも、最近、僕はこの名前にとても重要な意味を感じるようになってきた。
中学を卒業すると義務教育は終わり、それからは高校受験、大学受験と、どんどんふるいにかけられる。それから、通った学校によって職業が振り分けられ、それぞれがそれぞれの道を歩んでゆく。ちょっとドロップアウトする者もいるかもしれないが、それも規格内。
あとは、一生それぞれの道を歩んでゆけばよい。
世間ではこんな社会を複雑化だ、多様化だ、などと呼んでいるようだが、僕にはこれほど系統づけられた単純な社会は無いように思える。
なんとつまらない事か。
しかし、そんな画一化された大人になる途上でのこの「再混合」。これはかなり意味深く、幸運な出来事だった。
あの根暗も不良も秀才も変態も一体となっていた中学時代。狂気が乱舞するあの中学時代。あのカオスの再現こそが、平行線を辿るだけのこのつまらない社会から、何か新しい光を生み出す突破口になるのではないかと確信している。
実際、今日の野球では根暗も不良も秀才も変態も「拳王ラオウを倒すには!?」とゆう話題で持ちきりだった。
結論としては「下半身にポイントを置いて攻撃」とゆうものに落ち着いた。
だが、考えてみて欲しい。あの世紀末覇者拳王に対抗する話題で持ちきりなんて、やはり、この「REMIX」は侮れない。期待は募るばかりだ。
長さんが亡くなった。
「8時だよ!全員集合!」のDVDで大爆笑させて頂いた直後の事なのでだいぶショックを受けた。
誰かの皮肉で笑いをとるような今のお笑いとは違って、豊かな笑いを僕達に与えてくれた長さん。
残念ながら、「8時だよ!全員集合!」は「北斗の拳」の次にやっていたぐらいの記憶しか無いが、「ドリフ大爆笑」にはとてもお世話になった。特に、中本工事との「バカな兄弟」のコントはかなり好きで、長さんがいつも肩に付けていたハート型のキャラクター風船が欲しくてたまらなかったのを憶えている。
そんなわけで、明日、青山葬儀場で長さんに感謝の「オイッスー!」を贈ってこようと思う。
ありがとう長さん。
職場のロッカーに、携帯電話から財布から煙草まで、全てを忘れてきてしまった。
驚くほど何もできない。
特にやらなければならないことがあるわけではないが、やっぱり、何もできない。
帰ってくる途中で気がついて、引き返そうとも思ったが、落としたわけでもないし、盗られたわけでもない。在り処は分かってる。だから、「まあ、こんな日もあってもいいだろう」と思って、そのまま帰ってきた。
そして、実際、「こんな日もいいな」と、こんな日を満喫している。
何もできないんだから、「何かしなきゃ!」と無理に考える必要もない。
楽だ。
でも、こうゆう時には煙草が良き友になる。
失敗した。
現在、実益を兼ねた突撃取材を友人の職場で敢行している。
その職場は中国人が半数を占めており、仕事の時以外は完全に中国人と日本人とに分かれてしまっている。
他国の民族とコミュニケーションがとれる願っても無い場所のはずなのに大変もったいない。
そして、そんな不甲斐なさに、いてもたってもいられなくなった僕は、とうとう立ち上がってしまった。
完全中国語コント。
まったく笑顔を見せない中国人。特に女性に至っては表情すらない。そんな中国人に笑ってもらおうと、仕事中に中国人にいろいろな言葉を習い、昼休みにその習った言葉を使って友人と一緒にコントを上演している。
しかし、現在、「情愛」と「少林寺」のニ演目を公演したが、惨敗である。中国人。難しい。
だが、その間のコミュニケーションのおかげで、だいぶ中国人たちと親しくなって来た。今では、何を勘違いしているのか、僕に普通に中国語で話しかけてくるほどだ。サッパリ分からない。困っている。
現在、実益を兼ねた突撃取材を友人の職場で敢行している。
その職場は中国人が半数を占めており、仕事の時以外は完全に中国人と日本人とに分かれてしまっている。
中国人は全員が出稼ぎ、日本人は今の日本社会に適合できなかったドロップアウターだ。大半が家も持たず、その日暮らしを強いられている。
そして、そんな場末丸出しの職場で、とうとう来るべき事件が起きてしまった。中国人の刺殺未遂事件である。
被害者の中国人は頬、頭部、頸部に切り傷を負って重体。加害者はそのまま職場から立ち去り、現在も逃走中。
ちょうど仕事が終わって少しのんびりする時間での修羅場だったので、かなり圧巻だった。久しぶりにシビレた。
そして、事件の翌日である本日、中国人は強制送還を逃れるためか、48人中きちんとしたビザを持っている2人しか職場に顔を出さなかった。しかし、職場に来れたは良いが、インターポール(ICPO)と入国管理局から執拗な事情聴取を受けていた。おかげで僕らはかなりの残業だった。
バナナと言えば南国ののんびりとして陽気な響きだが、そんなものを扱いながら、実際はダークな現実が目白押し。
東京の対外的な名産がバナナであることにものすごい皮肉を感じる。
これから、バナナを食べる時は心して食べてほしいと思う。
あと、当然のごとく「完全中国語コント」は本日をもって公演を終了する。
非情に残念だ。
入国管理局からなんとか逃れる事ができた中国人が、何人か職場に帰ってきた。しかし、労働力の大半を占めていた中国人が一気にいなくなってしまい、業務は崩壊寸前だ。
そんな訳で、当然のごとく今日も残業になった。
そんな今日の残業時間、事もあろうに、僕以外は全て中国人とゆうオレンジの現場に回されてしまった。しかも、いつも一緒に働いているバナナの現場は中国人男性だけなのに対し、今回のオレンジは中国人女性が大半で、あの中国人特有の無表情、特に中国人女性に顕著に見られる黙殺的な対応に、自分自身、堪えられるか、かなり不安だった。
だが、いざ現場に行ってみるとどうだろう。みんな笑顔で溌剌と仕事をしているではないか。時々、チャイニーズな鼻歌なんかを歌ったりして、かなり和やかで良い職場環境だ。刺殺未遂事件が起きた職場とは到底思えない。
以前に「完全中国語コント」を制作する時にお世話になった林さんと李さんも一緒にいたので、一人孤立するような事もなく、むしろ、中国人の中の一人の日本人として、来賓の扱いだった。
結局、残業時間はプチ中国旅行な感じで大変有意義だった。しかも、最終的に中国人女性3人から交際を申し込まれてしまった。
困った。
そんな、充実した残業時間も終わり、職場を後にする時、僕の事を知らない日本人の従業員から「再見」と挨拶をされてしまった。
もはや、日本人から見ても中国人と見紛うほどに中国化されてしまっていたのだろう。
ビバッ!共産主義!
先週、職場での中国人同士の乱闘、いや、殺し合いもかなりシビレたが、それよりも、今、シリーズで放映されているセブンイレブンのCMにかなりシビレている。
セブンイレブンの店員である可憐な少女が、店に訪れるお客さんを相手に、毎回小粋に立ち振る舞う。自分が16歳になると同時に初めてアルバイトをしたのがコンビニの店員だっただけに、あの姿には憧れる。いや、むしろ、憧れを通り越して嫉妬してしまう。
だが、コンビニの実情なんてゆうのは、実際、酷いもので、来るたびにシーチキンの海苔巻を盗んでいく万引き客や、水曜日になると週刊漫画雑誌を4時間かけて読んでゆく立ち読み客や、漫画同人誌のコピーで毎回コピー用紙を詰まらせるオタク客なんかが大半だ。
挙句の果てに、店頭販売のソフトクリームを盗み食いしすぎてしまって、店員である自分がクビになる始末。
あのセブンイレブンのCMとはかけ離れ過ぎだ。
現実が荒んでいるだけに、ああゆうものに憧れるのは仕方がない。ただ、自分ももう少し小粋に立ち振る舞えれば、もう少し状況は変わっていたような気がする。あの頃の自分にはちょっと余裕が足りなかったわけだ。
だが、一つの余裕として、シーチキン万引き客(チキラー)に、一度、一見シーチキンのようだが、実は中身に納豆が仕込んである偽装のシーチキン海苔巻を用意しといて、それを盗ませた事がある。
後にも先にも、あれが自分の中で一番小粋な対応だったと思う。