2013年 1月 3月 5月 6月 7月 8月 10月
1月1日(火)

あけましておめでとう。そして、お久しぶり。みなさん。

年明けである。

三十数回目の年明けにそれほど特別な感情は湧かないが、やはり、町の静けさからは年に一度の独特なものを感じる。

今年は正月休暇がいつもより長いので、それなりにゆっくりのんびり過ごそうと思っている。

日記はすこしサボってしまったが、今まで通りユルユルと続けていくので、今後ともよろしくお願いいたしたい。

初 日 乳 韋 也

1月6日(日)

あと一日寝ると、正月終了である。

齢三十三にして、ようやく正月の素晴らしさを噛みしめるおじさんである。

正月サイコ~!

カムバック!正月!

3月19日(火)

みなさん、お久しぶり。

そして、俺。ネットの世界にただいま帰りました。

1月は、なんだかボケボケしていたら、あっという間に過ぎ去ってしまい。2月なんて、物理的に短いこともあり、その存在すら感知できなかった。

気がつけば春である。

古人無復洛城東

今人還対落花風

年年歳歳花相似

歳歳年年人不同

瞼重く腹緩む季節だ。

5月31日(金)

嗚呼

心に愛がなければ

スーパーヒーローじゃないのさ

お久しぶりです。 みなさん。

先日、玄関の前で黒猫がまん丸くなっていて、日向ぼっこでもしているのかと近づいてみたら、猫は既に死んでいた。

毎日ぼんやり生きているわたしにとって、死は果てしなく遠い。だが、死というものは玄関を出ればそこら中で口をポッカリと開いて待っている。陽光に照らされて露わになったヌラヌラの口内を晒しながら、そのあたりをウロウロしている。

でも、やはり私は死などは関係ない暢気なおじさんなので、黒猫をヌラヌラした死からサッパリ昇天させてやるのさ。

いい天気だ。

6月18日(火)

酒を呑み、呑まれる度に我思う。

これじゃあ、ただのオッサンじゃねえか。

酔っぱらい。浮かれ。吐き。また、呑む。

生産性も無ければ夢も希望もない。その場限りの恍惚に沈んでいくだけの哀しき溺死。

一番星でも見つけに行くか。

7月16日(火)

「給料日が俺のスピードに追いついてこれない」とはよく言ったものだ。

人は年齢を重ねるたびに時間への感覚が鈍くなる。脳が情報の最適化処理を行うため、そういった感覚が生じるらしいのだが、金が無くなっているというのは、一体どういう原理なのだろうか。

面妖な。

さて、夏である。

毎年ひと夏の経験を求めて三十余年。今年こそひと夏を。切望する次第である。

8月5日(月)

夏まっさかり。 猫まっしぐら。

昨夜のあの娘はどこ吹く風か。

突然のサイトドメイン変更に、私がまたなにかをやらかしてサイト閉鎖に追い込まれたと心配下さっている方もいることだろう。

ここのところサイトの更新作業もサボリがちになってしまっていて、その怠惰の延長で、サーバー契約の更新も忘れてしまった。というのが事の顛末である。情けない。

まあ、今後ともよろしくおねがいしまっする。

キン肉スグル

8月17日(土)

今週は盆真っ盛り。いつも喧騒にまみれた都会にも穏やかな時が流れている。

これぐらいの穏やかさであれば都会も住みやすいのだが、来週からまた狂気の日常が戻ってくるのだろう。憂鬱だ。

だが、来週から俺は島へいってくる。かつて流刑の地となっていた脱獄不能の島へ。

待っていろよアルカトラズ。

8月19日(月)

去年の今頃は夏の疲れがどっと出てヘロンヘロンのテロンテロンだった。

胃腸の調子も悪かったし、食欲も優れず、気分も滅入っていた。実際、今より10キロ近くも痩ていたし。

そう考えると、今現在は元気モリンモリンで、飯をバクンバクン食べ、夜もグースカグースカ眠り、ウンコをブリンブリンしている。何事もなくて何よりである。

ただ、しかし。人間、元気になると傲慢になってしまっていかんよな。それが当然であるかのように振る舞ってしまう。良くない良くない。

ヘックッシュ!

10月8日(火)

10月になってしまった。

空の様子や植物の反応には季節らしさが出てきたが、秋らしい陽気はまだまだやってこない。

さて、先日、都心の電車中で高校時代の同級生にばったり出遇った。入り口にたたずむ女性の横顔の雰囲気になんとなく親しみを覚えるので、よく見てみたら懐かしの同級生だったのだ。この年齢にもなれば、そういった既視感はよくあるものだが、今回はビンゴだったのである。

久しぶりすぎてお互い何を話していいのか分からず、後の予定もあったので「あわわわわわっ!」という感じで当たり障りのない挨拶で別れてしまったのだが、その後、なんともいえない懐かしさと、可笑しさと、寂しさが襲ってきた。

相手のほうも、なんだか決まりの悪さを感じたらしく、少ししてからSNS経由で「何だかお互い変な感じだったね」というようなメッセージのやり取りをし、今度は予定して遊びに行こうということで落ち着いた。

住み難さとか居心地の悪さとか人の多さとか、都会にはいろいろと辟易させられることが多いが、こういう出遭いもまた、都会特有のものかもしれないな。

まんずまんず。