日々の疲れのせいなのか、頸に痛みを感じるようになり、こないだ鍼を打ってもらった。
鍼のお世話になるなんて、もう老人の域である。
さて、話変わって。
昨日、休暇を取って娘と横須賀に行ってきた。
海を眺めながら電車に揺られ、美術館で日本のシュルレアリストの絵画を鑑賞し、知る人ぞ知る「かねよ食堂」でランチをしてきた。
ここのところ週末は雨ばかりだったので、久しぶりの充実したお出掛けだった。
あと、お出掛けは平日に限るな。
下手に休日や祝日に出掛けると、首都圏はどこもかしこも混雑でLiving Dead(ゾンビ)状態になるから疲れるだけ。気分転換にもならない。
しかし、娘を抱っこして海岸沿いの坂を昇り降りしていたら、頚の痛みが再燃した。
また鍼打ってもらおう。 なんか麻薬中毒者みたいだ。
娘が風邪をひいた。連休は鬼門だ。
今回は、深夜に熱が上がるせいなのか、丑三つ時に目を覚ましてしまい、おかげで家族ともども深夜勤務明けのような状態が三日続いている。
娘も辛いだろうが、今夜こそなんとか寝てもらわないと、父ちゃん達もちょっとヤバイぞ。
でも、娘が風邪をひくたびに、父ちゃんは少しずつ忍耐強くなり、確実に寛大になり、着実に優しくなっていくぞ。
さて、今日は久しぶりに仲間たちと呑むが、どうなることやら。
寝ないようにしないとな。
体調不良のせいなのか第1次反抗期の始まりか。ここ数日の娘の行動が手に負えないレベルである。
それに拍車をかけるように夜泣きが連日続き、両親ともども精神崩壊の手前である。
う~む。 マインドクラッシャー。
週末には妻が外泊で家を空けるため、父子だけの完全なワンオペ育児になるので、この調子が続くとなるとかなり不安だ。
週明けには廃人になってるな。たぶん。
涎とか垂らしていたらごめんなさい。
我が家にもだいぶ絵本が増えてきた。
かつて私も慣れ親しんだ往年の名作から最近の話題作まで色々とあるのだが、名作と呼ばれるものは絵が素敵なことはもちろんのこと、何度読んでも飽きないし、声に出す文章としてもかなり練り上げられている。
何度も読まねばならぬ身としては大変ありがたい。
絵に関して言えば、佐藤忠良、司修、岩崎千尋などの挿絵は元々が画家ということもあって、素晴らしいという他ない。絵本というより画集だ。瀬川康男、せなけいこ、わかやまけん、五味太郎などの専業作家の挿絵は実に絵本らしく、素朴ながらも味わい深く、省略・誇張表現の妙に唸らされる。
もちろん、上記の有名作家以外にも、最近話題の絵本だって面白いものがけっこうある。絵本といえども侮れないのだ。
ただ、逆にあまり読みたくない絵本というのもある。
いわゆる知育・学習系の絵本は読んでいても面白みが感じられない。退屈だ。●ドビソフト丸出しの挿絵にも何の魅力も感じられないし、何度も読めるほどの深みもない。
●学館さん。●研さん。もうちょっと頑張ってください。
まだ日も昇らぬ早朝に妻が海外へ旅立ってしまい、三日間の父娘だけの生活が始まった。
初日は朝から娘の寝覚めも良く、私も時間休暇を取っておいたので、余裕を持って保育園に送り届けることができたのだが、これまでの傍若無人な娘の振る舞いはすっかり影を潜め、妙に聞き分けが良く、なんだか少しよそよそしい。
前々から妻が家を空けることや私と二人きりになることは言い聞かせておいたのだが、そのことが娘に変な気遣いをさせてしまったようで、申し訳なくなってしまった。
それから、保育園に行く前に、ようやく娘が妻の不在を実感として理解したらしく、寂しそうに「カチャン(母ちゃん) ナイ(居ない)」と呟いた時には父の瞳から熱い汗が流れ出ていた。
カチャン! カムバック!
不安でたまらなかった三日間の父娘生活を無事に乗りきることができた。結果としては、案ずるより産むがヤスシ・キヨシだったな。
まあ、そんなわけで、色々と大変ではあったが(毎日がワンオペ育児の皆さんに敬礼)、それなりに実りある三日間でもあったのだ。
というのも、この三日間で、娘は驚くほど多くの言葉を獲得し、父は禁煙を開始したのである。
すごいでしょ?
娘のほうは、身振り手振りといったこれまでの微妙な表現では父には通じないと痛感し、察しの悪い父に「言葉」という人間の英知で対向し始めたのである。
う~む。 すごい。
父のほうは、娘といる限り煙草は吸えない、でも吸いたい。惨めな葛藤を繰り返しているうちに、煙草を止めよう! という結論に達したのだった。
う~む。 これまたすごい。
娘も父もピンチをチャンスに変えたのであった。
まあ、裏を返せば、それだけ過酷な三日間でもあったのだ。
今さらネットショッピングの便利さについて克明に語るほど私も無粋ではない。最早、日常生活に欠かせないインフラであり、私も日頃より大変お世話になっているものである。
実際、今もnew balanceの520というモデルのランニングシューズをネットショップで探しているところだ。
しかし、探していると520という型番の前に「U」「M」「W」とかいう謎のアルファベットが付記されていて、何だろう? と調べてみると、ふむふむ、なるほど、性別のことか、などと予想外の豆知識が増えていくのである。
あと、現行モデルとは別に年代ごとやタイアップなどでも様々なモデルが存在することが分かり、ついでにシューズ自体の開発経緯なんかも調べちゃったりして、う~む、なるほどな~、などと感心している。
だが、様々な知識を得て目移りが始まり出すと大変だ。気がつくと、無駄に時間が過ぎており、睡眠時間が削られてゆくのである。
で、買ったのかって? まだ悩んでますよ!
禁煙を始めて一週間になる。
瞬間的な喫煙衝動はあるものの、恐れていた禁断症状や離脱症状も大したことなく、実に平和な禁煙生活を過ごしている。
とは言っても、まだ一週間。
二十年続けた習慣を簡単に断ち切れるとも思えない。罠はいたるところに仕掛けられていることだろう。足下をすくわれないよう気を引き締めていかねばならんな。
ただ、禁煙を始めてから食欲が止まらないんだよな。
ちょっと、やばい。
風呂からあがってもずっと裸のままで居続ける → 風邪 → 中耳炎
上着を頑なに拒み薄着のままで遊びに出掛ける → 風邪 → 結膜炎
中途半端に服を着た状態で部屋の中を走り回る → 転倒 → 内出血
とまあ、ここ最近の娘は、父ちゃんの言うことなど一切聞かず、無軌道な行動を毎週のように繰り返し、ジェームス・ディーンも真っ青の反抗期真っ只中なのである。
でも、そんな捨て身の反抗に、正直、父ちゃんはかなり翻弄され、狼狽しまくっている。
ここまで身体を張ったレジスト戦略はガンディーも真っ青であろう。
昨日、我が家の照明が全てLEDになった。
白熱球が切れるたびに交換していったので、切り替え始めてから3年ぐらいになるだろうか。
永かった。
私はカラーマネジメントやカラーマッチングなど、色に関わる業務を行う際、演色性の高い特殊な照明の職場で仕事をすることもあり、照明にはちょっと煩い方だ。
だから、昔のLED照明の酷さが頭にあったのでずっと敬遠していたのだが、最近のLED照明はかなり良いものもあり、経済性も出てきて、技術革新も素晴らしく、様々な可能性を秘めていて、侮れない状況になってきていたので、家の照明のLED化に踏み切ったのである。
けれど、生活という場での照明はやっぱり白熱球が一番なんだよな。
光源が炎に由来するからなんだろうな。
反抗期真っ盛りの娘は、事ある毎に「ダダ!(ヤダ!)」と叫んでは、頑なに何かしらを拒んでいる。
ある時など「ダダ!」と言いながらも、大好きな蜜柑を美味そうにモシャモシャ食べていたりするので、何がなにやら解らない。
困った「ダダ!」イストである。
ちなみに最近、マルセル・デュシャンも真っ青のレディ・メイド作品の制作に娘は没頭している。
マスキングテープで覆われた座れない椅子。
マスキングテープで遮断された明滅する扉。
それはまさに有用性の消失と新たな思考の想像というダダイスム的主題を含んだ興味深い作品である。
「ダダ!」とはつまりそういうことだったのか!
末恐ろしい娘である。
気がつけば年末がすぐそこにやって来てしまっている。油断も隙もあったもんじゃない。嫌になっちゃうよな。まったくもう。
さて。
娘の保育園のお迎えは私の役目なので、毎日、終業時刻と同時に地下鉄の駅まで走り、更に地下鉄からJRへの乗り換えも小走りで行くと、17時台にお迎えに行くことができる。
私も保育園育ちだったので、お迎えがどれだけ待ち遠しいかよく知っているから、できるだけ早くお迎えに行ってあげたいのだ。
娘思いでしょ?
煙草を止めてからは走っても息が上がらなくなって、ひとつ早い電車に乗れるようにもなった。
凄いでしょ?
この1年で色々と変わっちまったな。 俺は。
鼻水が出る。喉が痛い。頭が重い。身体が怠い。
風邪をひいてしまったのである。 しんどい。
この3、4日で集中しなければならない仕事があったのだが、こんな状態だとちょっと難しいよな。 まいった。
そして、弱った私を横目に娘は裸で大暴れなどしている。
まったく自由気侭な奴である。 羨ましいぞ。
朦朧としながら帰宅したら携帯電話を無くしてた。
ちょっとやばいよな。