2021年 2月
2月1日(月)

昨晩、近所のスーパーで鍋物用のあんこうの詰め合わせが安かったので買って帰ったのだが、詰め合わせの蓋を開けてみると容器がだいぶ底上げされていて、しっかり食べられる身の部位が二切れしか入っていなかった。

うむ。

安さに目が眩んで、しっかり品定めしなかった私も悪かったが、これって、あまりにもあんまりじゃないか。幸い、カキを買っておいたので、そこまで侘しい感じにはならなかったけど。

週末の最終盤でコケると、その週末すべてが残念な感じになるので、これからは注意しよう。週末を締めくくる夕食は特に大切にしなくては。




あんこう鍋こそ残念でしたが、残りのスープで作った今朝の雑炊は、究極にして至高の美味でした。

2月2日(火)

日曜日の朝、二階トイレの便器まわりが水で濡れていると娘が教えてくれたので、娘が何かをこぼしたのだろうと思って拭き取ったのだが、しばらくするとまた濡れているので、よくよく調べてみたら、便器下からジワジワと水が滲み出してきているようだった。

娘よ。疑ってごめん。

時間が経つとジワッと濡れている感じなので、大きな水漏れではないのだが、場所がトイレということもあり、衛生的にも気になるので、翌日すぐに修理に来てもらったのだが、給排水設備に大きな異常は発見されず、原因不明のままもう少し様子を見てくれとの対応になった。

突入事故の玄関工事に引き続き、トイレの水漏れまでもが保留状態になってしまったが、どんなに家がボロボロになろうとも、我々家族は元気いっぱい爆進していくだけである。




昨日のあんこう鍋の失敗談を保育園で元板前のお父さんに話したら、スーパーの詰め合わせはもちろんのこと千円前後で良いものを手に入れようと思うのは無謀とのことでした。押忍。

2月3日(水)

昨日、衝突事故の工事の件で、保険会社から値引き交渉があったという話を工務店から聞いた。

うむ。

なに勝手なことしてくれてんねん! というのは冗談だが、せめて一報くれてもいいじゃないかと。毎日毎晩、ボロボロになった玄関を出入りし、手付かずのままの瓦礫や破損で怪我しないよう注意を払い、一日も早い原状回復を願っているのは我々なのである。それを今さら値引き交渉などと。金を払うのはそちらかもしれないが、被害を受けたのは我が家なのだ。

とまあ、主体性を奪われることによって、被害者が被害者たらしめられ、卑屈に陥いってしまう経過を、肌身で感じる今日この頃である。




今年の春にはアクアリウム水槽を立ち上げたいぞ! と密かに企みながら、ネット上でああでもないこうでもないと道具を吟味しているうちに、ダブルスコアで予算オーバーしてげんなりしている今日この頃でもある。

2月4日(木)

洗濯を終えた娘のトレーナーを畳んでいたら、首元のタグに知らない子の名前が書いてあった。このトレーナーは娘のお気に入りの服のひとつだ。

娘の服は半分以上が友人や知人から頂いたお下がりで、このトレーナーもそのひとつだ。おそらく、誰かから貰ったものをさらにまた回してくれたのだろう。このトレーナー以外にも、知らない子の名前が書かれた服が、我が家の箪笥の中にはいくつかある。

娘が着られなくなった服もけっこう譲っているので、もしかしたら娘の名前の書かれた服も今頃どこかで、はて? この子は誰だろうか? などと思われながらも、箪笥の中に丁寧に仕舞われ、愛着を持って着られているのかもしれない。




目新しさはないですが、地味ながらも生活に根ざした有益なサスティナビリティこそ、基本であり本質だと感じます。

2月8日(月)

今朝、吊り革を掴む私の左手の爪は、薄紫のグリッターで妖艶な輝きを放っていた。

というのも、週末、妻に内緒で娘に子ども用のマニキュアを買ってやり、これまた内緒で互いの爪に塗ったのはいいのだが、うちに除光液が無い事を知らず、父子ともどもマニキュアを落とせずにいるのだ。

ちなみに、娘の爪は薄桃色のグリッター・ラメ仕様になっている。妻に内緒にしたのが仇となったな。うむ。




娘のほうが塗り方が上手だ。私のようにチマチマ塗るのではなく、たっぷりもりっと一気に塗るのが良いみたい。

2月10日(水)

今日は娘のクラスで『金のガチョウ』のお遊戯会が予定されていたが、緊急事態宣言の延長のため、公演自体は園児向けに行われるそうだが、保護者の観覧は取り止めとなってしまった。

娘の役どころは、欲深く狡猾な宿屋の三姉妹の長女役で、簡単に言えば、主人公の優しさや誠実さを引き立てる役だ。私はその高慢ながらも配慮の必要な役どころを娘がどう演じきるのかを密かに楽しみにしていたのだが、とても残念なことである。

後日、事前収録してある公演映像の上映会が行われるそうだが、やはり生の公演でクラス全体の、この一年の成長を楽しみたかった。




やっぱ休みは飛石連休が良いですね。気持ち的に有休も入れ易いし。

2月12日(金)

緊急事態宣言下なので大胆な計画も練れず、家や近所でいかに穏便に過ごせるかに注力してしまうせいで、なんとなく消化不良な休日を過ごす羽目になっている昨今である。

ただ、昨日のような週半ばの一日だけの祝日だと「行ったれ!」という感じで、思い切った計画を大胆に遂行できるのだが、「ちょっとやり過ぎたかな」と後悔しつつも、やっぱりそういうのが楽しいのである。疲れたけど。




明日は娘の保育園で件のお遊戯会の上映会がある。密を避けるために観覧者6人までという制限で6回上映してくれるそうだ。保育園には本当に感謝しかない。

2月15日(月)

家の周辺の飲食店や惣菜店や公園などを発見するため、このところ、サイクリングで知らない方面へ出掛けるのが我が家の週末の日課になっている。日曜日も隣町でまずまず良さげなカフェを見つけた。

店の雰囲気や内装や間取りにはほどほどの良い心地好さがあり、娘が頼んだガトーショコラも私の頼んだアイスココアもなかなかだったので、今後も通おうと思う。ちなみに、この店は娘が見つけた。

地域の店には、ネットの情報だけでは辿り着けないところがまだけっこうある。我が家の行きつけの惣菜店や今回のカフェも、スマホで探していたら発見できなかっただろう。

こうした週末の発見サイクリングは今後も続けていきたいし、良い店にはどんどん通いたい。地域の店って、通わないと無くなってしまう。




いつも素通りしていた隣町のアクアリウムショップも、ネットの情報だとあまりパッとしなかったのだが、実際に入ってみたらとてつもない店だった。ネットの情報って本当にあてにならん。

2月17日(水)

たまに高輪ゲートウェイ駅を利用するのだけど、まだ本格可動していないせいか、乗降客はかなり少なく、余計な掲示物や無駄な広告がまったく無いので、かなりすっきりした心地良い空間になっている。

建築的な評価は色々とあるだろうが、おそらく本格稼働しはじめると、他の駅と同様、色々と野暮ったいことになってしまうのだろう。残念だ。

必要なものだけがあれば、それでいいのになぁ。




ちなみに、利用と言っても、朝の通勤時にたまにトイレを緊急利用させて貰っているだけなんですけどね。

2月25日(木)

お気付きの方もいたかと思いますが、この一ヶ月間、試験的にGoogleのAdSenceというサービスでWeb広告を掲載していました。

少しでも収益化できれば、このサイトの運営費の足しになるなと思ってやってみたのですが、どうやら、もっと多くの集客を狙って、もっと多くの広告を、もっと大きく掲載しないと、まとまった収益化は難しいようです。

止めました。

というわけで、また元通りの殺風景なサイトに戻しましたが、そうそう、これこれ、俺のサイトはこうじゃなくっちゃだめだよな。

目の眩んだ私をお許し下さい。




3月頭からようやく玄関の原状回復の工事が始まることになりました。事故からちょうど二ヶ月。長かったです。何事もなく綺麗に直りますように。

2月26日(金)

仕事の都合で私は付き添えなかったのだが、本日、娘の最後の虫歯治療があった。心配でたまらないが、しっかり治療してきて貰いたい。

歯科医で教わった方法で、細かく丁寧にひとつの面を最低10回という磨き方を心がけ、毎晩時間をかけて磨いていたのだが、成長とともに間隔が詰まってきた歯間の食べかすを磨ききれていなかったのだと思う。

娘のように、まだ幼い時にできてしまった虫歯は厄介で、治療中にきちんと静かにしていられるかが肝になる。娘の場合、最初の通院から約八ヶ月、仮治療の体験や治療法の説明を重ね、本人が納得した上で、四度目の通院にしてようやく治療ができるようになった。

その間、医師からは、もし痛みが出てしまったら強制的な治療になるかもしれませんと言われていたので、今まで以上に歯磨きに時間と手間をかけ、気が気ではない日々を過ごしていた。なので、なんとかここまでこじつけたという感じでもある。

そんなこんなで、先程、妻から無事に治療が終了したというメールが届いた。

ひとまずこれで、という感じだ。