2022年 10月
10月3日(月)
気力も材料も睡眠時間も枯渇気味だったので、今日のお弁当作りは断念。朝の片付けや掃除も大胆にサボってしまった。
週明けだし。まあ、こんな日もある。
そういえば私が使う路線では、先月の半ばぐらいから徐々に通勤電車が混みはじめてきていて、曜日によってはコロナ禍以前に戻ったようなすし詰め状態の時があって、今日は酷かった。
週明けだし。まあ、こんな日もある。
しかしこれまでに、上手く滑り出せた試しのある週明けなんてあっただろうか。
うむ。
昨日、最終回を迎えた「GROOVE LINE」のピストン西沢のイベントに家族で参加する予定だったが、子どもの突然の心変わりによって雲行きが怪しくなり、結局、家を出なくてはならない時間に子どもが昼寝をしてしまい、参加を断念した。
おかげで昨日は、実は行きたくなかったと訴える子どもと、実は行く気満々だった妻と、その間で立ち回る私とで、奇妙な緊張の走る晩餐を取り囲んだのであった。
10月4日(火)
10月に入っても夏日が続いているが、気象予報を確認すると、明日から一気に秋めいてくるようなので、いよいよサンダル履きも今日で履き納めかもしれない。
とはいえ、もう朝夕はだいぶ涼しくなってきており、乾燥と寒さのせいで喉に痛みを感じる時もあるし、酷い時には乾燥で朝方に鼻血が出る時もある。もちろん、毎晩の肌の保湿ケアは絶対に欠かせない。
うむ。
季節の移り変わりにここまで身体が対応できなくなってきてしまったのかと、秋の到来をある種の感慨と共に深く受けとめる今日此の頃だ。
日の入りがだいぶ早まってきたので、最近は学童クラブ近くまで子どもを迎えに行っているのですが、ワイワイ騒ぎながらみんなでピコピコ帰ってくる様子は、まだまだ可愛いものです。
10月5日(水)
いつも昼食の弁当には生味噌タイプのインスタント味噌汁を添えていたのだが、今週からフリーズドライの顆粒タイプのものにしてみた。
顆粒タイプなので生味噌タイプよりも準備はとても簡単で具材も豊富で量も多い。
ただ、美味いには美味いのだが、生味噌タイプと比べると、どことなく味気ないような気がしてしまうのはなぜだろうか。
10食入りなので、しばらくは顆粒タイプを堪能しようと思うのだが、一度食べ比べをして、この違和感の原因をはっきりさせないと駄目だ。
たかが味噌汁、されど味噌汁、だな。
ちなみにうちの子は、具なし味噌汁しか家では飲みません。
困りものです。
10月6日(木)
今日は寒い。しかし明日のほうがもっと寒いらしい。こんな急激な気温変化に、俺の身体は耐えられるのだろうか。
うむ。
さて、まだまだ多くの課題を抱えつつも、どうにかこうにか小学校生活に慣れ親しんできている子どもだが、親の方は日々の宿題やプリント地獄にてんやわんやのうえ、前日に変則的な持ち物を連絡帳で指示されたりするので、もうなんだか。
宿題のプリントの丸付けでは、どう考えても解答の出ないような、かなり曖昧で不正確な設問が結構な頻度で出てくるし、充電のためだけに毎日持って帰って来なくてはならないクロームブック入りのランドセルは、500頁の単行本と弁当が入った私の通勤バッグより重いし。
まあ、不満しかないのである。
しかしまあ、不満が言えるぐらいには、余裕が出てきたということでもある。
妻が使用希望の申し込みをしてくれていた隣町のデイキャンプ場が使えることになった。
かなり久しぶりの火遊びに期待半分不安半分だ。
うまく火熾しできるかな。。。
10月7日(金)
9月から昼食を手作り弁当に切り替えてみて。
朝の時間にひと手間かかるのと、冷蔵庫の作り置きのおかずや米の備蓄の減りが早いのは仕方ないのだが、コンビニ飯やスーパーの格安弁当はもちろん、かなり安価な社員食堂ですら追随を許さないほどに、経済面での優位性は圧倒的であるとともに、10月からの麦酒の値上がりにも十分耐えうる支出抑制にもなっている。
うむ。
加えて塩分や糖質や脂質の摂取抑制にもかなり貢献している筈だ。
うむ。
麦酒を気兼ねなく飲むための努力だ。
子どもが手持ちの傘を二本とも学校に忘れてきてしまったため、友だちの傘に入れてもらって登校していったそうです。
まあ、忘れ物から育まれる友情ってけっこうありますよね。
10月11日(火)
今日は健康診断だった。
朝から飲まず食わずで、ようやく健診時間の10時半になったかと思うと、血を抜かれ、セメントを飲まされ、グルグル回された挙げ句に、放射線を照射され、最終的には下剤でセメントを強制排出させられるのだった。
おまけに今年は何が悪かったのか、健診終了直後から腹痛と吐き気に襲われたうえ、下剤の効果も強烈で、午後はほとんど仕事にならず、ただただ辛い時間を耐えるだけだった。
それでも、終業時刻が近づくに連れて、どうにかこうにか日記ぐらいは書けるぐらい症状も和らいできたので、仕事はきっぱり諦めて日記を書いている。
今回は特に酷かったが、いずれにせよ毎回なにかしら身体に負担を感じることがあるので、バリウム検査は5年に一度ぐらいにしておこうかと真剣に悩むところである。
連休中、子どもと近所の河原に釣りに行きました。
安価な万能延竿と小物用の仕掛巻と庭で捕獲したミミズ一匹で小一時間ほど挑戦した結果、子どもがハヤを、私がハゼを釣りました。
子どもと一緒に喜んでいたら、カラスに魚を持っていかれてしまいました。
10月12日(水)
健康診断による体調不良からは完全に恢復。
朝の家事のルーティンを終えて子どもを起こしに行くと、子どもはもう目を覚ましていて、布団の中で優雅にあやとりをしていた。
「あやとりしているなら着替えしちゃいなさい」と掛け布団を剥ぎ取ると、もうしっかり子どもは着替えを済ませていて、何も言わずに不敵に微笑みながら、そのままあやとりを続けていた。
うむ。
まあこれも、いわゆるひとつの成長か。
コロナ禍で延期を重ねていた高校の同窓会ですが、来年の学校創立100周年に合わせ、三学年同時の合同同窓会が開催されるようです。
合同同窓会なんてエモすぎる。会費もエモい。
10月13日(木)
昨日は、前々から妻の帰りが遅くなることは分かっていたのだが、私の帰りの電車まで遅れてしまったため、まだ家の鍵を持たせていない子どもが家に入れず、危うく野ざらしになってしまうところだった。
乗換駅で人混みをかき分け、滑り込みで目的の電車に乗れたため、なんとか事なきは得たが、いつから子どもに鍵を持たせるかは、なかなか悩み深い問題である。
うむ。
いつになったらちゃんと寒くなるのだろうかと思いつつ、不意の寒さの到来にビクビクしてもいます。
10月14日(金)
毎日出される宿題が、子どもにとっても親にとっても負担でしかない。
家に帰ってきたら、できるだけ自由に過ごさせてやりたいけれど、宿題として出されてしまっている手前、子どもとしても完全に無視するわけにはいかないようだ。
もちろん、自ら率先してさっと終わらせてしまうこともあるけれど、毎日のことなのでいつも調子良くはいかない。嫌な時は無理してやらなくてもいいんだよと言っても、まったくやらないことには抵抗があるらしく、嫌々ながらも取り組みはするのだけど、嫌々なのでなかなか進まない。
宿題が進まないと、夕飯や風呂や就寝の時間にも関わってくるので、こちらもなんとか子どもが前向きに取り組めるよう、宥め賺して促してみるのだけど、こんな事をしてまで、このつまらない宿題をやらせなくてはならないなんて、なんと馬鹿馬鹿しいことなのだろうと思う。
勉強が嫌になる要素しかない。
週末は子どもと焚き火で遊びます。火遊び楽しみ。
10月17日(月)
子どもの理不尽な態度や振る舞いをきっかけに家族全員が反目し合って週末の最期の夜を迎えることが、毎週の定番として定着しつつある我が家の嫌な風景だ。
とりわけ楽しく充実した時間を過ごせた週末に限って、阿鼻叫喚の修羅場になることが多いというか、充実していたからこそ、それをぶち壊してしまうような子どもの言動に、我慢できなくなってしまう面があるのかもしれない。
ちなみに昨晩は、就寝中に子どもから寝相の悪さによる逆襲を受けて、今日はかなり寝不足気味です。
今週は妻が出張で家を空ける日がある。久しぶりの父子二人生活だが、さてどうなることやら。
10月18日(火)
子どもの学校の課外授業で、今日は近所の河川敷まで散策に行くということだったが、朝から生憎の雨模様。
課外授業ならリュックサック登校とのことだったが、さすがにこの天気では中止だろうと、いつも通りのランドセルで子どもを送り出すと、やっぱりリュックサックで行くと言って戻ってきた。急いでリュックサックに荷物を詰め替えて再度送り出すと、今度はやっぱりランドセルで行くと言って泣きべそをかいて戻ってきた。
リュックサックなら課外授業でも普通授業でも大丈夫だからと言い聞かせても頑なに譲らない。
さて、どうしたものかと困っていたら、同じクラスの友だちがリュックサック姿で通りがかり、一緒に行こうよと声をかけてくれたおかげで、それまでの暗い表情が嘘みたいに明るくなり、そのまま一緒に大騒ぎで登校していってしまった。
細かなことに逡巡するなとは言わないけれど、自分が逡巡したことをそんなに簡単に忘れてはいけないぞ。
昨晩、妻がベッド付近でGを目撃したというので、眠い目をこすりながら大捜索をしたが、それらしき姿は発見できず。隠れられるような場所もないので、見間違えではないかとも思うのだが、一応、ホイホイを仕掛けておいた。
おかげで今日も寝不足だ。
ちなみに目撃者である妻は、我々に疑心暗鬼だけ残して出張に行ってしまい、今晩は不在だ。
まったく。
10月20日(木)
妻不在のため、不慣れなワンオペで家事をこなしていたら、子どもの宿題を確認してやる時間が無くなってしまった。
まあ、確認は翌朝にやればいいかと思ってその日はそのまま就寝したところ、翌朝は盛大なお漏らしで目を覚ますことになった。
まあ、お漏らしぐらいだったらまだ良かったのだが、その日は炊飯器のタイマーのセットも忘れていたうえに、ゴミ出しをしなければならないこともすっかり忘れてしまっていた。
しかもそんな日に限って朝の気温が極度に冷え込み、子どもの行動もいつになくマイペース & スローペースだったため、朝の支度がまったく進まず、こちらのやる事が多いぶん苛々が募ってしまい、子どもを責め立ててしまった。
朝から激しい自己嫌悪。
妻よ。早く帰ってきて下さい。
その日は一日休みを取っていて、映画でも観に行こうかと思っていたのですが、そんな気分にもなれず、朝食の汚れ物もそのままに、夕方まで呆けていました。
10月21日(金)
子どものクラス担任はとても厳格な先生で、とりわけ国語の書き取りではコンマ単位の直しが入る。
おそらく、大人の私ですら、子どものクラスの書き取りテストで満点を取ることは至難の業だろう。
ちなみに、直された文字の横に先生が手本の文字を書いてくれるのだが、これは活字か? と見まごうほどの正確無比な文字が書かれている。
私の職業柄になってしまうが、書体はダイナフォントの「FOT-クレー」、書体ウェイトは「DB」、書体サイズは「62Q」に完全一致している。いわゆる「教科書体」の活字ではないところも憎いところだ。
うむ。
そんなわけなので、書き取りの宿題が出された日は親子ともども、かなり神経質になりながら、歯を食いしばり、涙をこらえて取り組んでいます。
今日は書き取りの宿題は出ませんように。
10月25日(火)
訳あって昨日は週明けから呑み疲れ気味の走り出しだったが、なんとか歯を食いしばって、へとへとになりながらも職務をまっとうして帰ってきた。
我ながら、責任と自覚を兼ね備えた立派な大人になったものだ。てか、そもそも日曜日の夜にそんなに呑むなよな。
まあ、そんなこんなで家路につくと、算数のノートが残り少ないので、学校の近くの文房具店に買いに行ったのだけど、売り切れてしまって買えなかったと言って、子どもが泣きべそをかいていた。
子どものノートは残り3ページだが、翌日の授業で4ページ以上使うことになるので、新しいノートを買っておくようにと担任の先生から言われたそうだ。
小学校あるあるだと思うのだが、小学校ではいきなり前日にイレギュラーな持ち物の指示を受けることがけっこうよくある。ノートぐらいならまだしも、空の500mlペットボトル容器4本とか、子ども用の軍手だとか、そんなもん前日に言われても絶対に準備できないよ、なんてものもある。
もちろん我々のような共働き世帯だと、更に難易度は上がるので、やはり、常に臨戦態勢であるためにも、日曜日の夜に呑みすぎてはいけないと反省するのであった。
ノートぐらいと思いつつ、仕方ないので寒空の下、子どもと自転車で家から少し離れたホームセンターに行き、無事に算数のノートをゲットして帰ってきました。
帰りの道すがら、子どもが来月の遠足でクラスリーダーになりたいんだと意気込んでいることを知り、まだまだ課題は色々とありますが、4月入学直後に頭を抱えたあれやこれやを懐かしめるぐらいにはなってきたようです。
10月26日(水)
子どもを遊ばせる時には、いつも近所の一級河川を渡って越境し、自転車で10分ほどの隣の県の公園に行くことが多い。緑豊かで広々としていて、そのわりに人が少なくて、子どもたちが野球やサッカーをして、元気に走り回って遊んでいる。そんな公園がいくつかある。
逆に都内側の公園は、ゴミも人も多くて敷地も狭い。ボール遊びも禁止されている。子どもよりも子どもを見守る親のほうが多かったりするので、もうなんだか。
あと隣の県の公園の良いことろがもうひとつある。それは、公園で遊んでいる子どもたちが、見ず知らずのうちの子どものことを仲間に誘ってくれることがあるのだ。これは都内の公園では絶対に起こらないことだ。
ひとつ川を渡っただけで差は歴然としている。
親としても、公園に連れて行けば勝手に遊んでくれるので楽だ。
先日もその隣の県の公園に遊びにいったのですが、子どもがベンチで休んでいる私に何かを投げて驚かしてやろうと、手近に落ちていた石を拾ったところ、石ではなく犬の糞を拾ってしまい、なかなか大変なことになりました。
自業自得を身をもって学べます。
10月27日(木)
来月に子どものクラスの友だちが転校してしまうので、今日の五時間目に行われるお別れ会のために、子どもは自作の飾りやメッセージカードを持って登校していったようである。
転校と言っても、どうやら国内ではなく海外のようなので、再会は難しいかも知れないが、今は色々なツールもあるので、その気になれば我々の頃よりは何らかの手立てはありそうだ。
とは言え、少子高齢化が急激に進む中、税制や社会保障もズタズタにされ、国家財政悪化の解決策や通貨安の出口戦略が見えないうえ、政権政党も野党もガタガタな国で肩身の狭い思いをして無理するよりは、少しでも条件のある国に脱出するという選択は、とても合理的だと思う。
どうせなら我が家も連れてってもらいたいところだ。
とまあ、大人の不平不満はさておき、子どもにはゆっくりじっくりしっかり、別れを惜しんできてもらいたい。
今週末もデイキャンプ場で火遊びです!心配していた天気も申し分なさそうなので、とても楽しみです。
さてさて、今度はなにを焼こうかな?
10月28日(金)
昨日、家に帰って郵便ポストをのぞくと、夕刊の他に郵便局の不在連絡票が入っていた。
帳票の内容を確認すると、どうやら私宛の荷物のようなのだが、差出人の欄に「カンコクタイシカン」と書かれていた。え? 何で韓国大使館? と、予想外の差出人に思わず面食らってしまった。
私のところに外国の大使館から送られてくるようなものがあったか? としばらく考えてから、韓国文化院に応募して、なんとか入賞にこじつけた作文コンテストの件か! と思い至ったのである。
もしかして! 俺にしかできない極秘依頼かなにかか? と、途方もなく大それたことを、少しでも脳裏に過ぎらせてしまった自分が恥ずかしい。
しかし、さてさて何が届くやら。楽しみだ。
練習を重ねても、まったくタイミングが合わないため、なかなか上達しない縄跳びでしたが、昨日から突然跳べるようになり、家の中でも元気に跳び回っている子どもです。
けっこう迷惑です。
10月31日(月)
調子に乗って、ちょっとアクロバティックに子どもを抱き上げたら、想像を越える重さに、腰と背中を痛めてしまった。
とりあえず、今はバファリンで痛みを抑えている。
そういえば、こないだの衣替えで、アウターやコート類含め、子どもの冬服の多くが、ことごとくサイズアウトしてしまっていたのだから、それもそのはずだ。もっと留意するべきだった。
ちなみに子どもの冬服は、朝夕の冷え込みも厳しくなってきているので、早急に買い足さなきゃ駄目だなと思っていたところ、ちょうどタイミング良く、近所に住む友人からジャストサイズの冬物のお下がりをたくさん譲ってもらった。
いつものことながら、ありがたや、ありがたや。
おかげで、この冬は安泰だ。
明日は子どもが遠足なので、久しぶりにお弁当。自分の弁当作りは今も続けているけれど、子どもの弁当となると気を遣う。
でも、それよりなにより、寒いので朝起きられるかが一番心配。