2023年 2月
2月1日(水)

中瓶(500ml)の麦酒が、毎週1ケース(20本)のペースで消費されるようになったのは、このコロナ禍が始まってからのことだと思うが、世の中は物価高騰の真っ只中であり、数ヶ月前にも1割近く麦酒は値上がりした。

我々夫婦も四十の声を聞いてから久しく、健康診断結果にも少しずつ変化が出てきているし、体調管理や体力維持にも気をつけなくてはならない年齢に突入している。

というわけで、妻と相談した結果、本日より毎週水曜日を我が家の休肝日とすることにした。

まあ、あまり景気の良い話ではないが、可愛い我が子は今まさに育ち盛りだし。我が家の SDGs だ。




最近、万歩計をつけて登校していくのが子どものマイブームなのですが、一日だいたい2500~4500歩ぐらいの間で推移しており、毎晩、熱心に記録をつけています。子どもの活動量からすると、だいぶ歩数が少ない気もするのですが、正確に計れているのでしょうか?

2月3日(金)

昨日は夫婦揃って風邪をひいてしまい、元気に登校していく子どもを二人で静かに玄関で見送った。

咳や鼻水や頭痛や咽頭痛など、風邪の諸症状はしっかりあるものの、不思議なことに熱はまったく出ず、どうしたものかと迷ったが、こんな時期なので、しっかり病院で診てもらい、大事無いことを確認してもらい、処方箋をもらって帰ってきた。

薬を飲んで、昼食を食べて、無理せず夫婦仲良く静養していたら、子どもが帰ってくる夕方には、二人ともだいぶ動けるようになっていた。

パンデミック前ならば、無理して通勤してしまうぐらいの症状だが、少し罪悪感を覚えつつも、こんなご時世なので、ズル休みみたいな一日を夫婦仲良く過ごしてしまった。

帰宅して、我々夫婦の元気な姿を確認した子どもは、「私が二人の看病しないといけないかと思ったよ」と少し半ベソをかきながらも、少し喜んでいるようでもあった。




休肝日にした水曜日に引き続き、昨日も休肝日になってしまいました。まだ本調子ではありませんが、今晩はどうすっぺか。

金曜だしなぁ。

2月6日(月)

最近、子どもが外遊びをしない。

昨日も「天気が良いし、暖かいから、どこかに遊びに行こう」と外に連れ出そうとしても、「今日は家にいる」と言って乗ってこない。

無理に連れ出すのも良くないので、そのまま放っておくと、「つまんないからアニメが見たい」と言い出す。1話だけの約束でアニメを見せたあと、一人遊びをはじめたのでしばらく放っておくと、また「つまんない」と言い出すので、あらためて「出掛けようと」と誘っても、「いやだ」と言って乗ってこない。

そんなやりとりを何度か繰り返しているうちに、日曜日が虚しく終わってゆくのだった。

日曜日はスイミングのレッスンがあるとは言え、一日の大半を家の中で過ごしていると、流石にお互いにくさくさしてきてしまう。運動不足も心配だ。年末の骨折で、正月をずっと家で過ごしたことが影響しているのかもしれないな、などと思いを巡らしつつ、来週こそは子どもを上手く外に連れ出さなくてはと決意するのだった。




そんなことを書いていたら、先ほど学校より、子どもが右足首を捻挫したので、迎えに来てくれと連絡がありました。

妻が迎えに行ってくれましたが、年末の骨折と同じところなので、とても心配です。

2月7日(火)

おかげさまで子どもの右足首の捻挫は大したこと無かった。湿布とサポーターで様子を見て、痛みがなくなれば特に問題ないそうだが、一応、医師からは一週間後に見せに来てくれと言われたそうだ。

まあ、本人も軽口を叩くぐらいには元気で、日常生活にも支障なさそうだが、数日は送り迎えが必要になりそうだ。あと、今回の捻挫は前回の骨折と同じ箇所でもあり、捻挫は癖になるとも言われているので、ちょっと心配だ。

昨日も書いたが、最近、あまり外遊びをしなくなっていることも、少なからず影響しているような気がする。

今週末こそは外に連れ出そう。そうしよう。




我が家の古くなった輸入建材の建具の部品を、アメリカから船便で輸入しているところです。

はたして部品はいつ届くのか、そして、ちゃんと届くのか、その部品が我が家の建具にちゃんと使用できるのか、はたまた、部品を交換して直るものなのか、などなど、不確定な要素ばかりで心配は尽きませんが、まあ、ちょっとした冒険を楽しんでいます。

ちなみに、同じ部品を在庫している国内業者に問い合わせたところ、今回の輸入額の4.75倍の見積もりが送られてきました。

いくらなんでも、それはちょっと無いよなぁ。

2月8日(水)

弁当のおかずになりそうなものがないので、玉子焼きぐらい作っとくかと、いつもより早く起きてはみたものの、こんな日に限って、洗濯洗剤は無くなるし、トイレットペーパーは無くなるし、植物油は無くなるし、食器用洗剤は無くなるし、キッチンペーパーは無くなるし、飲料水は無くなるし、海苔は無くなるしで、補充・交換作業が重なり、危うく遅刻するところだった。

まあ今回は、消耗品の補充交換頻度が、最小公倍数で一致しただけの話だが、普段ならバラバラにやってくる筈のものが、惑星直列でも起こったかのような稀な瞬間に、怒濤のごとく重なることはよくある話で、それはある種の人生の醍醐味を演出してもくれる。

うむ。




「キレイだったな…」と子どもがしみじみとした感じで呟いていたので、「何が?」と尋ねると、「オータケシンローだよ!」ときつめに応えた。「こないだの展覧会のこと?」と確認すると、「そうだよ!」と邪険に返されたので、「何が綺麗だったの?」と問い直すと「本だよ!本!」と、またしても邪険にされた。

今回の展覧会のトークイベントで、大竹伸朗自身が「デジタルどっぷりの今の若い人たちに俺の作品ってどう映るんだろう?」と素朴な疑問を投げかけていたけど、どうやら今の若い人には、こんな風に映っているようです。

現場からは以上です。

2月9日(木)

昨日の朝、寝起きの子どもの右目の睫毛や瞼に血液が付着していたので、どうしたことか! と慌てたのだが、特に目立った外傷は見当たらず、本人としても痛みや違和感は無いようなので、とりあえず学校に行ってから、夕方に眼科へ連れていくことにした。

診断の結果、右目の下瞼に化膿性の炎症、いわゆる、ものもらいができており、寝ている最中に目をこすったことで出血したのだろうということだった。

大事無い事が分かりホッとしたのはいいのだが、治療用に貰った2種類の目薬を点眼が何度やっても上手くいかず、今朝もギャーギャー大騒ぎしながらやっていたのだけど、もうこれ以上は無理だと思って妻にバトンタッチしたら、一瞬で済ませてしまったのである。

うむ。




昨晩は2回目の休肝日でしたが、麦酒のない夕飯は、やっぱりなんか味気ないですね。

今晩は飲むぞ!

2月10日(金)

ユキやこんこん♪ アラレやこんこん♪ と朝からご機嫌に歌う子どもの姿から、いかに雪に心躍らせているかがよく分かるのだが、そんな無邪気な姿を眺めていると、最後に私が心躍らせたのはいつだったか、と考え込んでしまう。

さて、そんな哀しい話はさておき。

警報級の積雪が見込まれているこんな日に限って、歯医者の定期検診の予約を入れてしまった。

いつもなら、検診後に一杯引っかけて帰るのを、ささやかな楽しみにしているのだが、そもそも歯医者まで辿り着けるのか、はたまた電車は動くのか、という根本的な問題が心配されるのである。

ちなみに今日の検診で入れ歯を持ってきてくれと言われていたのだが、いつも入れ歯を収納しているビオフェルミンの空き瓶と間違えて、本当にビオフェルミンが入っている瓶を持ってきてしまったのである。

うむ。




なんとか雪の影響は免れそうですが、問題は入れ歯ですね。

ビオフェルミン。うぅ。

2月13日(月)

日曜日、初めてPTAの活動に参加してきた。

活動といっても持ち回りの校庭開放の管理運営の当番で、寒空の下、午前中の3時間を誰も遊びに来ない校庭で過ごすというのは、なかなかの活動だった。

誰も遊びに来なかったというのは大袈裟かもしれないが、実際に遊びに来たのは当番を担当した家庭の子どもとその友だちの家族だけだったので、外部からの来訪者は一人もいなかったと言える。

季節や天候によって来訪者数の増減はあるだろうし、誰も来なかったから意味が無かったというのは筋違いだ。校庭開放は何時でも誰にでも門戸が開かれているべきだと思うので、数だけに捉われるべきではない。

にしても実質ゼロの来訪者は悲しすぎるので、なんらかの集客の工夫は必要だよなと、寒空の下、3時間ほど思いを巡らせるのだった。




うちの子も一瞬だけ顔を出しに来たのですが、校庭開放嫌なんだよねと呟いて、すぐに帰っていきました。

2月14日(火)

新聞の社会面で、大学時代に所属していたゼミの教授が亡くなったことを知った。

その教授には、ここに書いた日記の内容が原因で一方的にゼミを辞めさせられた。かなり強引でとても不本意な形ではあったが、当時の若かりし私には、ほとんど為す術がなかった。

15年以上も前の出来事なのに、当時のことを思い出すと、怒りや憎しみや恐ろしさや哀しさといった感情に襲われ、今でも気持ちが塞ぎ込むことがある。

卒業した元ゼミ生はもちろん、ネット上などでも、早すぎる教授の死を偲ぶ言葉が飛びかっているが、残念ながら私には何の言葉も浮かんでこないし、何の感情も湧いてこない。

どんな人間でも、いつかは死ぬ。

その事実は、ある種の救いにもなり得る。

2月15日(水)

昨晩はなぜかうまく眠ることができず、ここ最近では珍しく、けっこうな睡眠不足のまま朝を迎えた。

うむ。かなり眠い。

今週は子どもが土曜日授業、私も土曜日出勤で長丁場となるため、途中で息切れしないよう、上手く配分して流していきたいところ。

今日は水曜日なので休肝日。休肝日制度を設けて三週目に突入。晩酌しないとだいぶ味気ないが、入眠や睡眠の質が格段に違うので、今夜はよく眠れる筈。三日坊主にならないよう心掛けたい。

子どもが足首を捻挫していたので、学童まで迎えに行っていたが、今日はもう一人で帰れると本人は言っている。まだ若干心配なので、算数のノートが残り少ないので、ノート補充を口実にして、学校前の文具店で待ち合わせの約束を取り付ける。

妻の帰りが遅くなるので、夜は子どもと二人きり。夕飯はトマトスパゲティが良いと言っていたが、気まぐれなので作る前にもう一度確認しておこう。今日の冷蔵庫の在庫具合だと、カレーと豚焼肉炒めとオムライスなど、子どもの好みに合わせて対応可能。

他愛無いように見えて、案外考えることの多い週中の我が家の水曜日。

とにかく早く寝よう。




去年の入学時のすったもんだもあったので、新年度の万が一に備え、できるだけ有給休暇を温存しているところです。

何事も無いことを願うばかりですが、有給休暇は6月までに消化しなければ消滅してしまうため、何事も無いと無いで、日程管理がなかなか大変そうです。

有給休暇は絶対に捨てないぞ。

2月16日(木)

去年の作業履歴を職場のサーバーで探していたら、2月ぶんだけごっそり抜け落ちているので、はて? どうしたことか? と不審に思ったのだが、去年の今頃は、子どもが新型コロナウィルスに罹患して、家族で辛く険しい自宅隔離生活をしていたことを思い出した。

もう、あれから一年になるのか。

そう考えると、既に世の中は急速にコロナ前の状態に戻りつつあり、一年前に比べたら、いったい何処にこんなに人が? と思ってしまうほど、交通機関や商業施設や飲食店や娯楽施設や観光地など、いたるところで人が溢れかえっている。

3月にはマスクの着用基準も緩和され、5月には感染症の重篤度分類も引き下げられるそうなので、政権がふたつも倒れたり色んなことがあったが、国内的にはいよいよ出口が見えはじめてきたかという感じだ。

あとは、出口の扉を開けてみたらびっくり仰天、浦島太郎の玉手箱の蓋だったとか、地獄の釜の蓋だった、なんてオチがつかなければ良いのだが、あまり笑えない冗談なので辛いところだ。

うむ。




昨日、子どもが登校途中に保育園の頃の担任の先生にばったり会い、かなり動揺したそうなのですが、去年の今頃は、子どももまだ保育園児だったんだよなと思うと、また感慨深いです。

ちなみに先生に会うのは卒園ぶりの不義理者です。

2月17日(金)

今日の日没時間は17時24分。

来月に入れば、子どもが学童クラブから帰ってくる時間でも、空がほんのりと明るいぐらいの薄明が残りそうなので、親としては少し安心だ。

明日は子どもは土曜日授業で、学校公開日にもなっているのだが、私も土曜日出勤なので、午前中だけ休みをもらって授業を覗いてこようと思う。

子どもの方は、午後は友だちと一緒に近所の公園に遊びに行く約束をしたようで、みんなでおやつを買いにいくから小遣いをくれとせがまれてしまい、いくらぐらい渡したらいいのか悩んでいる。

小遣いか。

もうそんな感じか。




PASMOで買い物ができることは、まだ秘密にしておこう。

2月20日(月)

朝の会議を終え、すぐに携帯電話で保育サービス課へ電話をかける。3コールで電話口に出た担当者に用件を伝えると、確認するから少し待つよう言われる。

保留の音楽が何度もリピートする。

しばらくして、別の担当者が電話口に出たかと思うと、かなり早口で「〇〇さまには〇〇学童クラブへの入所通知を送付しております」と、少々回りくどい言い方で、来年度も学童保育サービスを受けられることを知らされる。

うむ。

今日は来年度の学童クラブ利用の可否が分かる発表日だったのである。事前に入所に必要な最低条件を満たしていることは確認していたので、大丈夫だろうとは思っていたが、保育園の「不承諾通知(保育園入園不可の通知)」を貰った経験がある身としては、結果が出るまでは気が気ではなかった。

保育園の場合は一度入園できれば卒園まで問題ないが、学童は入所審査を毎年受けなければならないのだ。

うむ。

こんな運を天に任せるような制度は、即刻やめてもらいたいものだが、我が国は神風然り、運を天に任せることが好きなようである。

勘弁してくれ。

2月21日(火)

日曜日の夜。

寝る前にベッドの中で、海に関する本を子どもに読んでやっていた。

本の中に「水深」という言葉が出てきて、子どもが意味がよく分からないと言うので、「例えば、水深50メートルだと、海の水面から底までがうちからコンビニぐらいまでの距離と同じぐらいあるってことだよ」とか、「水深2000メートルだと電車でひと駅ぐらいかな」と深さの説明をしていたら、いつの間にか子どものほうが深い眠りに落ちていた。

うむ。

もしかしたら「水深」の話には、強い催眠効果があるのかもしれない。




今朝は今朝で、起き抜けの微睡みの中、布団の中で子どもに下らない作り話をしながら、一緒にクスクス笑っていたら、「朝から馬鹿みたいな話をしてんじゃない!」と妻に怒られ、二人して飛び起きました。

2月22日(水)

冷蔵庫がすっからかんで、弁当のおかずになるようなものもなく、仕方ないので今日は久しぶりにコンビニのチープでジャンクなランチでもキメっか! と意気込んで、昼休みに会社の向かいのコンビニに4ヶ月ぶりに入ったら、カップ麺が軒並み200円超えの高級品になってたり、各種弁当類も値段こそ据え置きながらも随分と小ぢんまりしていたりで、ジャンクであってもチープなものが見つからず、最安値のプライベートブランドのカロリー弱めなカップ麺を選び、肩を落として侘しいデスク飯をススルのだった。

うむ。

さて気を取り直して、今晩はまた妻の帰りが遅いと言うので子どもと二人だ。

子どもの夕飯のリクエストは例のごとく「スパゲティがいい」とのことなので、巷で話題の「暗殺者のパスタ」に挑戦したいと思っている。

いやはや。どうなることやら。




さて明日はどう過ごそうか。

飛石連休は行き当たりばったりな感じで過ごせるので楽しい。

2月24日(金)

昨日も休みだったのに明日も休みなんて、飛石連休って本当に最高だ。

さて、子どもと過ごしていると、日に一度や二度くらいは必ず衝突することがあって、大体は上手く受け流すようにして、どうにかこうにかやり過ごすのだが、どうしても譲れない場合は頑なに対応することがある。

そうなると子どもの方も、すねたり、いじけたりして、なんとか親の気を引こうとする。部屋の隅で三角座りで顔を伏せてみたり、靴も履かずに玄関の前で俯いたまま佇んでみたり、ちょっとした仮病を使うこともある。

でも、こちらだって簡単に譲ることはできないので、しばらく頑張って放っておくのだが、まるで絵に描いたような子どものすね方やいじけ方に、ギブアップしてしまうのはいつも私の方なのである。

駄目な父だな本当。




今週は、ついうっかり水曜日の夜に麦酒を呑んでしまったため、今日を休肝日とします。

しかし結局、三日坊主になってしまったな。

2月27日(月)

先々週に私がPTAの当番で校庭開放の係をやった時は、ちょっと様子を見てすぐに帰ってしまったくせに、先週末は友だちと約束したからと言って、二日連続で校庭開放に遊びに行くという変わり身の速さ。

しかも、他の友だちと約束していたことはすっかり忘れていて、我が家を訪ねてきた友だちに何故か私が平謝り。まったく、お調子者にも程がある。

うむ。

しばらくして、ちょっと様子を見に学校へ行ってみると、私を見つけるなり怒った様子で「大丈夫だから帰って!」と強い口調で押し返され、「じゃあ、昼になったら迎えに来るからね」と約束して家に帰ったが、特段やることもないので、久しぶりに念入りに水槽の掃除をしながら、週末にマイカーを丹念に洗う父親の意味を理解した気がした。

うむ。

もうすぐ3月で、一年生も残すところ一ヶ月となった。まだまだ不安定な時もあるけれど、とりあえず今年度はこのまま調子良く駆け抜けていけそうだ。去年の4月当初に比べたら、あの頃が嘘だったんじゃないかと思えるほど、飛躍的な変化を遂げているし、まったく不安が無いと言うと嘘になるけれど、また躓いたら、その時ゆっくり考えればいいかな、とは思えるぐらいになった心配性の父である。




4月の日記を読みかえすと、まだかなり生々しく思い出しますね。

2月28日(火)

先週末ぐらいから子どもが目を痒がるので、眼科に連れていった。

待合室のテレビでは『うわさの職場メシ 陸上自衛隊篇』という特集番組が流れていたので、二人で何気なくテレビ画面を眺めていたら、しばらくして子どもが、「日本も戦争なの?」と私に聞いてきた。

「戦争じゃないよ。日本の軍隊が作るご飯を紹介してるんだよ」と教えると、子どもが「日本にも軍隊いるの?」と聞くので、「日本は自衛隊っていうんだけど、まあ軍隊と変わらないかな」と答えると、子どもが「軍隊のご飯なんか怖い」と言って、テレビ画面から目を逸らしてしまった。

テレビ画面には、狙撃部隊所属の隊員が、唐揚げ用の鶏肉をにこやかに仕込んでいる場面が映っていて、もちろん彼らには罪はないのだが、今現在の世界情勢や国内状況を考えたら、小学一年生ですら感じてしまうとてつもない違和感に、製作者は気づかなかったのか、どうなのか、はたまた。

うむ。

おかげさまで目の方は、ひどい炎症や花粉症などの兆候はなかったが、結膜にわずかな炎症が見受けられたので、抗アレルギー点眼薬だけ貰ってきたのだが、子どもへの点眼は相変わらず難しい。狙撃部隊には私は到底入れないな。




製作者というよりは我々視聴者の鈍感さにも問題があるのかもしれませんね。まあ、我が家にはテレビすら無いですが。