2023年 8月
8月3日(木)

夏休みの旅行から昨日帰ってきた。

いつも思うことだが、旅行の準備は楽しさも手伝って、すぐにできてしまうのだが、後始末は祭りの後だけに、気持ちも乗らなければ、実際問題、なかなか骨が折れることが多い。

そこで今回は、旅行の後始末のため、一日休みをとって事にあたっている。

特に今回は、旅行中の汚れ物だけではなく、家族三人分のスキンダイビングの道具や釣り道具の後始末もあるため、しっかり予備日をとっておいた。

ただ、それでも多少は時間に余裕ができるだろうと思って、なにか面白そうな映画でも観に行こうかと目論んでいたのだが、結局、旅行中に不備になっていた動植物の管理不足の手入れや、家の掃除や日用品の調達で一日が終わってしまいそうである。

まあしかし、旅の余韻に浸りながらの家事は、思った以上になかなか善いものである。

もちろんこんな日は、朝から酩酊に近い状態で事にあたっている。またそれも酔いのかもしれない。




今年は念願の海亀に会えました。

8月4日(金)

数年ぶりに、軽い擦り傷を負ったような痛みを感じるぐらい、日焼けをしてしまった。

肌が薄っすら赤みを帯び、少し熱を持っているような状態なので、既に後の祭りではあるのだが、あれやこれやとスキンケアに励んでいるところで、お願いだから皮は剥けないで貰いたい。頼む。

うむ。

さて、旅行といえば荷物だが、普段なら家族三人で70㍑サイズのスーツケースがひとつあれば夏場なら充分に事足りるのだが、今回はスキンダイビングと釣りの道具があったため、ボストンバック一個ぶん多めの荷造りになってしまった。

基本的に旅行の荷物は二泊ぶんあれば何日でも対応可能だと思っているので、それ以上のものは持って行かないし、もっと言えば、一泊ぐらいなら手ぶらも吝かではないと思っている。

まあもちろん、家族旅行となるとなかなかそうもいかないが、それでも我が家の荷物はかなり少ない方だと思う。




タイへ旅行に行き、街場の洗濯屋さんの安価さと便利さと丁寧さを知った時には、永遠に滞在できるじゃん! と、本当に衝撃を受けました。

それ以来、私の旅行の荷物はかなり減りました。

8月5日(土)

乳幼児の頃の子どもを私が抱っこひもで連れ出していた6年前はまだ、同じように乳幼児を連れている父親の姿を街場で見掛けることなど殆どなく、せいぜい荷物持ち要員としての所在ない感じの父親とか、妻の用足し中に乳母車に乗せた子どもを一時的に見ているだけの父親ぐらいが関の山だったように思う。

そう考えると最近は、乳幼児を抱っこしている父親はもちろん、保育園の送り迎えをしている父親の姿も多く見かけるようになり、だいぶ街場の景色も変わって来たように思う。

まあこれも、6年前に私が抱っこひもで子どもを連れ出し、その姿を街場で見せていたことが、今の変化に大きく寄与しているのだと思うようにしている。




夏休み旅行を挟んで二週連続で土曜日出勤という、とても萎える状況ですが、もうすぐお盆休みなのでなんとか頑張ります。

8月7日(月)

昨日は、学校主催の現役バリバリの大工さんが教えてくれる親子木工教室に参加する予定だったが、熱中症警戒アラートが出たため中止になってしまった。

仕方ないので、夏休みの宿題の最大の難関である自由研究を終わらせてしまおうと、前々から温めていた企画、『色計算カード』の制作に取り組むことにした。

『色計算カード』とは、二色の絵の具を混ぜ合わせると何色になるかという減法混色の原理を、暗記カードの形にまとめる自由研究で、混色(色の足し算)だけでなく、減色(色の引き算)まで網羅した意欲作である。

更に、暗記カード形にまとめることで、参加型のインタラクティブな体験も期待することができ、以前話題にした自由研究のサイエンス系とクラフト系の両方の要素を持ち合わせた素晴らしい企画なのだ。

ちなみに、着想したのはほとんど子どもである。

うむ。

ところが、実際の作業は思っていたより大変な事が多く、予想以上に時間がかかってしまった。特に、混色減色の材料には、良かれと思って耐久性の高い、乾いてしまうと水で溶けなくなるアクリル絵の具を使ったのだが、逆にこの選択が、アクシデントのリカバリーに思いの外手間がかかる結果になってしまった。

うむ。

まあしかし、そんな様々な問題も子どもの忍耐と機転によって無事に乗り越え、なかなか素晴らしい研究作品ができあがったと思う。




夏休みの宿題は、残すところドリル数ページと確認テストと読書感想6冊。お盆までにはなんとか片付けてしまいたいのだが、そもそも宿題が多すぎる。。。

ちなみに読書感想の最低目標が10冊なのですが、私でも夏休み期間中に10冊なんて、とてもじゃないけど読めません。

8月8日(火)

新しく発生した台風7号の進路が、お盆の連休時期に関東直撃の予報となり、子どもが楽しみにしている諸々の計画が実行できるかどうか、ヤキモキしているところである。

うむ。

まあ、とは言え、今回のような台風はもちろんのことだが、子どもの急な発熱や怪我、はたまた、ヘソを曲げたり気まぐれだったりによって、予定していたことが潰れてしまうことは今までも何度もあった。

それ以外にも、気候変動による線上降水帯や突風や竜巻や落雷などの予測のつかない天候の変化、そして先のパンデミックなどなど、思うように予定が立たないことには、もう慣れっこになってしまった感がある。

うむ。

悲しいけど、これ現実なのよね。




夏バテ気味なのか、ここで更に調子に乗って悪ふざけするだろうなと思うような場面でも、特に悪ノリすることなく、静かなままの子どもです。

少し心配です。

8月9日(水)

ベッドの上に垢のようなものが無数に落ちていたので、はて? 何だろうか? と思いながら、コロコロで掃除をしていると、妻が「背中の皮むけてない?」と聞いてきたので確認してみると、八丈島で日焼けした肩や腰の皮がむけていた。

「もしかして、ベッドに落ちてるのあなたの皮? 汚いなぁ」と文句を言いながら、妻の背中に保湿クリームを塗っていたのだが、もしや!? と思って自分の背中を触ってみると、ポロポロとなにかが背中から剥がれ落ちるような感触があったので、「もしかして俺もむけてる?」と妻に背中を確認してもらうと、私の皮もむけていた。

ちょうど隣で子どもが着替えていたので、さては!? と思い、子どもの背中も確認してみると、子どもの背中もむけているではないか。

八丈島から帰ってきてちょうど一週間。
脱皮中の我が家である。




昨日、子どもを途中まで迎えに行くと、子どもが友だちと一緒に道の向こうでニヤニヤしながらこちらを窺っているので、近づいていってみると、あろうことか、顔以外の全身にガムテープを貼り付けていました。

どうやら夏バテは乗り越えたようです。

8月10日(木)

盆休み目前に、余計な仕事を積まれてヒーヒー言っているところに、盆休み明けに台風が直撃しそうだからどうしよう、などと、今更なに言ってんだという内容の緊急会議が招集された。

ついては、会社の盆休み明けとなる15日の前日に出社して泊まり込んで事に当たれる要員を求む、とのことだったので、昨今の台風の動きは予測のつかないことが多いので、前日出社が不発になることもあり得ると思うが、その判断や連絡は誰があたるのか? と質問したら、いやそれは ごにょごにょごにょ、と心許なくなったので、忙しいのに手間とらせんじゃねぇぞぉ! バァロォ! と、散会になった。

このように、我が社のBCPは一喝で簡単に雲散霧消してしまう程度のものなのだが、まあ、我が社に限らず、どこも同じようなものだとも思う。

みなさんも、お盆休みはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。

8月15日(火)

敗戦記念日である。

さて、盆休みのUターンラッシュが今日ピークをむかえるそうだが、私は4日間の休みを昨日で終えて、今日から通常勤務である。

休み中は自分の実家に帰省(と言っても隣接区だが…)したのだが、不安定な空模様と熱暑とで出掛ける気が起きず、無目的にダラダラと過ごすことになってしまった。まあでも、それはそれで至極の盆休みのひとつの形なのかもしれないとも思う。

今年の盆休みは、私の実弟の子どもが一人で実家に遊びに来ることになっており、それに合わせてうちの子どもも実家に預かってもらい、妻と私で夢の盆休みを堪能しようと目論んでいたのだが、台風7号で交通機関がどうなるか分からなくなってしまったため、実弟の子どもは帰省を断念することとなり、うちの子どもも一人で泊まるのは嫌だということで、私と子どもで実家にお世話になることになったのだ。

本来なら、明日まで実家に預かって貰う予定だったので、実現していたらまた違った発見や多くの成長あるお盆休みになっていたことだと思うが、まあ、それはまた次の機会に譲ろう。

しかしこの暑さ、いつまで続くのだろうぅ。。。




今朝の電車は普段の3~4割ほどの乗客だったので、とても快適に通勤することができましたが、人が少ないので車内の冷房が効きすぎて、凍えそうでした。

明日以降はどうなることか。

8月16日(水)

毎年、敗戦記念日の15日に合わせて、私が住む自治体では平和都市宣言記念事業として「花火の祭典」を行っているのだが、昨日行われる予定の祭典は、台風の影響で中止が早々に発表され、これで5年連続で中止となってしまった。

この「花火の祭典」は、私がこの自治体に住んでみて、素晴らしいと思える数少ない取り組みのひとつであるのだが、さすがに5年連続中止となると、開催時期の見直しや延期の要望など、関係各所から様々な声があがっているようだ。

だがしかし、この祭典に関しては、花火よりも開催日そのものに意味や意義があるのだから、今まで通り8月15日の開催に拘ってもらいたいと思っているし、また逆に、日付に拘ることを辞め、平和記念行事としての意味や意義を捨て去るならば、無駄な花火など打ち上げなくてもいいとも思うのだが、まあ、来年に期待しよう。




今朝の通勤電車は普段の5~6割ほどの乗客。昨日よりは少し増えましたが、まだ快適に通勤できる範囲内です。

さてしかし、明日はどうなることやら。

8月17日(木)

子どもの夏休みも残すところ二週間となり、なんとなく終わりが見えはじめてきているところだが、夏休みの最大にして唯一の懸案事項である宿題は、今の時点で残り読書二冊と確認問題一枚まで追い上げ、こちらもなんとなく終わりが見えはじめてきて、なぜか私が一安心している。

うむ。

お盆明けで田舎から帰ってきた友だちから、お土産を貰って持ち帰ってきた子どもが、みんなは夏休みがいっぱいあって色んなところに行っているけど、自分は夏休みが少ない、と妻にボヤいていたそうだ。

最近、子どもは友だちと自分を比べて、僻んだり拗ねたりすることが多いのだが、比べ方にもかなり偏りや飛躍があるので、おいおいおい、となる。いずれにせよ、隣の芝生の青さについては、きちんと考察する力を身につけさせないといけないなとも思う。

まあしかし、保育園の頃には時期を気にせずに色んなとこに連れて行くことができたのだが、小学校に入ってからは出掛けるにしても長期休みか連休かしか選択肢がなくなってしまい、保育園の頃ほどの自由が利かなくなってしまった。

小学校にも有給休暇のようなものがあれば、もう少し自由に羽を伸ばせるのだが。




今朝の通勤電車は普段の7~8割ほどの乗客。昨日よりまた少し増え、そろそろ快適な通勤とは言えなくなってきました。

明日はどうなることやら。うぅ。。。

8月18日(金)

昨日、学童クラブに行く子どもに持たせた弁当の汚れ物を洗おうと保冷袋から弁当箱を取り出すと、朝に持たせた状態そのまま、中身が詰まった弁当箱が出てきた。

弁当は私の作ったものだったので、一口も手を付けていないことは明らかだった。なにがあったのか、どうしたのか、そうした事情を確認するよりなにより、あまりの出来事に膝から崩れ落ちてしまった。

膝から崩れ落ちたなんて言うと大袈裟だと思うかも知れないが、高校に入学して間もない頃、私は学校生活に馴染めず、そのストレスから円形脱毛症になってしまったことがあり、その当時、母親の作ってくれた弁当が喉を一切通らず、一口も手を付けずに持ち帰ることが続いたことがある。

その頃の記憶が、子どもの手付かずの弁当を見たことでフラッシュバックのように蘇ってしまったのだ。

まあしかし、自分の過去のトラウマよりもなによりも、この熱波の最中に昼食を抜いた子どもの健康の方が心配なので、気を取り直して子どもに事情を確認すると、お昼前にちょっとしたことから友だちと衝突してしまい、気持ちがおさまらなかったので食欲が出ず、弁当にも手が付かなかったということを、思ったよりあっけらかんと話してくれた。

話しぶりからすると、本人にとってはそれほどたいした問題ではない様子。悶着した友だちとも後腐れないようだし、学童クラブでは水分もしっかり摂り、おやつなども食べ、家でもしっかり夕飯を食べたので、少し安心はしたが、私の身が持たないので、お願いだから弁当はちゃんと食べてきてくれ。

しかし、いつになっても悩みの尽きぬ日々である。




今朝は、沈鬱ながらもなんとか子どもの弁当を作り終え、子どもを起こしに寝室へ行くと、ラジオから私の乗る私鉄電車が事故で止まって8時20分まで動かないと言うので、どうせ遅れるのだからとゆっくりしていたら、今度はやっぱりすぐに動き始めると言うので、慌てて家を出ることになってしまい、逆に忙しない朝になってしまいました。

お願いだからしっかり食べて帰ってきてくれよ。

8月21日(月)

子どもの夏休みも残り少なくなってきたので、夏休み中に何かやってみたいことや行ってみたいところはないのか? と尋ねると、クレーンゲームをやりたいと言う。

クレーンゲーム?

クレーンゲームをどこで覚えてきて、なぜやりたくなったのかは分からないし、はたして夏休み期間中にやる必要があるのかとも思ったが、まあクレーンゲームぐらいならと、さっそく軍資金2,000円を手に出掛けた。

クレーンゲームはもちろんのこと、ビデオゲームやアーケードゲームで遊ぶのも初めての子どもは、まずボタン操作の難しさに苦戦していたが、何度か失敗を重ねながら順調にやり方やコツを覚え、いくつか景品をゲットしていった。

そして、ある程度の操作力と自信がついてから、目当ての景品のあるゲーム機に挑んだのだが、操作と言うよりはアームの力の弱さに手こずっているうちに軍資金が底をついてしまい、どうするのかと様子を窺っていると、もうクレーンゲームなんて絶対にやらない! と叫んで、ゲーム機を思いきりぶっ叩き、一人で店を出て行ってしまったのだった。

うむ。

少し乱暴ではあるが、もっと軍資金をくれ! とならなかっただけも、まあ、かなり真っ当な反応だったと思う。

ちなみに今回の戦果は軍資金2,000円に対し、駄菓子が3つとニュウドウカジカ(深海魚)の小さなぬいぐるみが1つ。

子どもは「すみっコぐらし」というキャラクターのコインケースを狙っていたのだが、私が見ていた感じでも、子どものプレイしていたゲーム機のアームの設定はかなりシビアだったように思う。

うむ。

帰りに駅ビルの雑貨店で「ポケットモンスター」のミミッキュというキャラクターのぬいぐるみがあったので、子どもが興味本位で値段を確認していたので、私も見せてもらうと1,400円だった。

それから今度は、クレーンゲームで子どもが狙っていたコインケースと同じような商品を店内で探し出し、やはり値段を確認してみると600円だった。

2つ合わせるとちょうど今日の軍資金と同じ2,000円だね、と子どもに伝えると、これなら買ったほうがいいじゃん! やっぱりクレーンゲームなんてもう絶対にやらない! と叫んで、商品をぶん投げようとしたので、ちょっと焦った。

期せずして、夏休みの社会勉強のようなことになってしまった。




私がもう少し上手く手を出せば、半分の軍資金でリュウグウノツカイ(深海魚)のぬいぐるみをもう1つゲットできたような気もするのですが、まあ、そういう事では無いですよね。

8月22日(火)

今朝は妻が仕事で早く出て行ってしまったため、私が出勤時間を一時間ずらして子どもの見送り対応。

そろそろ一人で戸締まりをさせた方がいいのかもしれないが、普段の行動を見ているとまだまだ不安が大きいため、なんだかんだと進まないままズルズルと。

うむ。

さて、夏休み期間中のすべての子どもの弁当を作るのは流石にシンドいので、今週から妻にバトンタッチしたのだが、いきなり、サンドイッチ弁当という離れ技で子どもの心を鷲掴みにしたのだった。

うむ。

あと、ここ最近、熱帯夜続きのせいでうまく眠れないと思っていたのだが、弁当作りから開放されてから、夜しっかり眠ることができるようになった。

期せずして万万歳の結果である。

夏休みも残すところ一週間と少しだけではあるが、妻には頑張って貰いたいと思う。




なんとか昨日で子どもの夏休みの宿題もすべて終わり、いよいよ新学期を待つばかりという感じになってきましたが、さて、二学期はどうなることやら。

8月23日(水)

昨日、帰宅途中に学童クラブから着信があり、また何かあったのかと暗澹たる気持ちで電話に出ると、絵の具で子どもの靴下が汚れてしまったという内容に、思わずズッコケる。

そんなもん、どんどんやってくれ。

子どもが帰宅してきて、すぐにシャワーを浴びたらどうかと妻に促されるも、妻に頭を洗って貰いたいから後で妻と入りたいと要求したが、妻は既にシャワーを浴びてしまっていたので思いっきり臍を曲げる。

結局、寝る間際までずっと不機嫌なまま、ぶつぶつと不平不満を連ねていたが、こうした時の子どもの執念深さには、いつも感服させられる。

うむ。

子どもの弁当作りを妻に替わって貰ったことで、朝時間に余裕ができ、今朝は熱暑で手付かずだった不用品の整理や庭の除草に取り掛かりたかったのだが、こんな日に限ってなぜか子どもが早起きしてしまい、目標の半分も進まず、朝から消化不良気味。

今夜は妻が遅くなるので、久しぶりに父子二人で過ごすことになるが、できれば今夜だけは、臍を曲げないで貰いたいものである。

頼むぞ。




今日の妻の作ったお弁当は、韓国海苔巻き(キンパ)でした。

どんどんハードルが高くなっていきます。。。

8月24日(木)

今朝、通勤電車で隣りに座った人が、ずいぶん熱心に本を読んでいたので、本好きとしての好奇心がそそられて、悪いとは思いつつ開かれた頁をちらっとを覗き込むと、「一気に頭のいい人になる思考の深め方」というパワーワードが目に飛び込んできた。

うむ。

一気に思考を深めようとする行為それ自体に、あまり頭のよさを感じられないのだが、もちろん、どんな本を読もうがそれは人の自由だし、どんな本の内容にも優劣をつけることはできない。

しかし、それでも「頭のいい人」とか「思考の深さ」とか言うのであるのなら、今の政府や東電の行っている欺瞞には少なくとも敏感に反応し、何らかの抗議の声もあげているのだろうと思いたいのだが、それは私の理想が過ぎるのか、はたまた「頭のいい人」や「思考の深さ」というものは、そもそもそういうものではないのだろうか。誰か知っている方がいらっしゃったら教えてください。

ちなみに、今日のさかなくんの言葉にこそ、頭のいい人の良識や良心と、思考の深さが滲み出た大人の姿勢と怒りを感じる。




政府や東電があまりにもあんまりなので、今日の日記は意地悪な内容になってしまいました。悪しからず。

8月25日(金)

最近、自分のせいで物事が拗れることが多いような気がしていて、良かれと思ったことが、どんどん空回りして、最終的に家族も自分も疲弊してしまう。家にいるのも嫌になる。

お昼前に子どもが熱を出したと学童クラブから連絡が来た。とりあえず、子どもの看病で気を紛らわそう。

来週から学校も始まる。




三週連続で土曜出勤になりそうです。気が重い。

8月26日(土)

昨日、熱を出した子どものお迎えは、在宅勤務をしていた妻が行ってくれた。

私も定時に職場を出て、まっすぐ帰宅したのだが、ベランダには枕が干してあり、玄関を上がると洗濯機の回る音が聞こえたので、まさか嘔吐? と思って、様子を見に行こうと思ったら、ドタドタと音を立てて子どもが階段を降りてきた。

子どもは思いのほか元気そうで、大丈夫? と尋ねると、お腹すいた、との返事。洗濯機回ってるのは? と尋ねると、おしっこ漏らした、との返事。

うむ。

元気そうでなにより。

実は午前中に寝具を洗ったばかりだったらしく、妻は逆にぐったりしていました。




今日の土曜日出勤はなんとか15時にはあがれそうですが、来週の土曜出勤はしない方向でいきたいと思います。

ただ、めちゃめちゃ豪雨なので、帰れるのか。。。

8月28日(月)

土曜日。15時に仕事を終えて帰宅すると、妻と私の共通の友人が遊びに来ていたので、トランプとウノで盛り上がる。簡単に夕食を済まして、近所の神社の盆踊りへ。子どもは友だちに会っても塩対応。踊りにも参加せず、つまならそうにしているので、帰る? と尋ねても首を振るばかり。

日曜日。子どもと妻がバレエ鑑賞に出掛けたので、居間と便所と階段と脱衣所の大掃除。昼食はどこかで好きなものをたらふく食べて映画を観に行こうと思っていたが、時間がなくなってしまったので、家で簡単に済ませる。上映時間に10分遅れで到着したが、ちょうどよく本編が始まる。

うむ。

子どもと離れることのできる時間のありがたさ。やはり私には一人の時間が必要なのだと実感する。でも、自分の時間が欲しいがために、子どもや妻に対する要求が高くなっているせいで、色々と空回りしている面があるかもしれない、と反省したりもする。

しかしその反省も、ひとたび子どもと一緒になると、また元の木阿弥になってしまい、いつもそれの繰り返しで、自分がつくづく嫌になる。

そんな週末。




子どもから鯵の刺身が食べたいと言われたのですが、どうせ一口食べてやっぱいらないとなるだろうと思い、400円のパックの刺し身を買って帰ったのですが、子どもがほとんど食べてしまい、私と妻は一切れずつしか食べられませんでした。

こんなことなら、一皿(6尾)600円で良型の活きの良い鯵があったので、そちらを買えば良かったです。

8月29日(火)

まだ夏休み中だけど今日は子どもの学校登校日。ランドセルで行くかリュックで行くかさんざん悩んだ末、ランドセルで登校していった。

あっ! みんなランドセルだ! やばい! なんて言っているリュックサックの子もチラホラ見かけたので、そもそも、もうランドセルなんて廃止すればいいんだと思う。

細かなことだけど、こうした小さな束縛のひとつひとつが、子どもたちの自由で闊達で豊かな成長を阻害していく。

うむ。

さて、今の登校日は、事実上、夏休みの宿題の提出日になっているため、けっこう大事な日でもあって、新学期の申し送り事項が伝えられたり、配布物の受け取りもあるため、休む場合は事前連絡が必要だ。

私の認識している登校日は、せっかくの夏休みなのに先生に会いたい奇特な奴とか、やることがなくて暇な奴が行く、というぐらいの行っても行かなくてもいい適当な位置づけの日だったと思うのだが、妻に至っては登校日の存在すら記憶がおぼろげで、実際、私も妻も小学校時代に登校日に登校した記憶がない。いつの間にか、登校日が重要な日になっているのだ。

まあ、いずれにせよ今週末からいよいよ新学期がはじまるので、この登校日が子どもにとっていい感じの事前の慣らしになればと思う。




登校日前、子どもが「夏休みなのに、なんで学校行かなきゃいけないの?」とボヤいていたので、どうなることかと思っていましたが、去年の登校日は絶対に嫌だと言って、結局行かなかったので、少しづつ前向きに変化しているのかもしれません。

8月30日(水)

昨日、子どもがふくれっ面で帰ってきたので、久々の学校で何かあったのだろうかと思い、どうしたの?なんかあった? と尋ねてみても、返事すらする様子もみせないので、そのまま放っておくことにした。

これまでの経験から、こんな時は下手に深入りしても、お互いにとってあまり良い結果にならないことが多いので、夕飯ができるまでは、洗濯物を畳んだり、洗い物をしたりして、極力、子どもには近づかないようにしていた。

夕飯ができあがり、なんとか子どもも不貞腐れ気味ながら席について、皆で夕飯を食べはじめると、しばらくして、それまでの不機嫌さなど何でも無かったかのように、子どもが楽しげに喋りはじめた。

うむ。

腹が減っていただけか。

腹が減って不貞腐れたり、眠くて不機嫌になったりするのは仕方ないことなので、言ってくれればもう少しこちらもやりようがあるにと思ってしまうのだが、そもそもそういう要求の高さこそ、私の内に潜む傲慢さなのかもしれない。




子どもにとっての父親って、いつも不機嫌で何を考えているか分からない存在ですが、私もそういう父親になってしまうのでしょうか。

8月31日(木)

夏の終わりを感じさせない夏休み最終日。

今朝の子どもは、朝起きてくるなり、寝ている時にみた夢の話を延々としはじめ、私が家を出るまでずっと話しつづけていた。

話を聞いていると、怖いものや楽しいものなど、複数の夢をみたようだが、楽しい夢の方は、予約した素敵なお店で仲良い友だちと女子会をやるという内容だったらしく、それならば、父ちゃんがお菓子やジュースを準備するから、みんなを我が家に招待してパーティを開いたらどう? と提案したのだが、それだと台無しらしい。

うむ。

なんで台無しなんだろう。

まあそれはそれとして、そんなに夢をみるということは、眠りが浅かったのだろうか? ちょっと心配だ。




よく子どもが、我々夫婦が話しているところに、強引に割って入ってくることがあるので、その都度やんわり嗜めているのですが、よくよく考えてみると、他人の話の落ち着くタイミングを見計らって自分の話題に切り替えるって、大人でもなかなか難しいことです。